- 2004年07月01日(木) アブスライド野郎
アブスライドきっぺです。
エストニアはいいところだった。
モハモハがんばるば。
はいどうも。エストニア共和国帰りの甲子園通いです。
29日の朝に帰国し、その日の昼から甲子園阪神虚塵3連戦全入りという過酷な日程を
こなしているところです。
今日の試合が終わったらとりあえず一息ですね。
それにしても、エストニア。フィンランドのヘルシンキ空港まで9時間ちょいかけて
ぶっとんだあと乗り換えてエストニアのタリン空港まで30分。
到着したらこれまた、こぢんまりした空港でした。
そこからバスに乗ってホテルのある旧市街あたりまで行くわけです。
途中は新市街を通るんですが、ウーン。ソ連!って感じでしたね。
灰色の建物でやたらマンション多かったし。
それと比較して旧市街は、昔のドイツの町並みが残っているというんで街自体が
世界遺産に登録されているからか、情緒あふれたというかなんというか。
まあ、こじゃれた街でした。石畳でね。すごい歩きにくかった。
車もガタガタいわしながら走ってましたね。写真も結構取りまくってきましたよ。
エストニアの議会などが入ってる城がありまして、トームペア城っていいましたっけ。
小高い丘に立ってるんですが、ソ連時代にはその政府機関のドまん前にロシア正教会が
建築されて今も残ってるんですけど、その教会を見たときに「あ、ここはソ連圏やってんな」
と実感しました。ほら。テトリスのタイトル画面とかで出てくるキノコみたいな建物。
タージマハルみたいな感じの。あんな感じの建物なんですよね。
正教会の建物って。たまに映像で出てくる赤の広場とかにいっぱいそういうのがありますよ。
現地では金はほとんど使いませんでした。
外食もしようかと考えたんですが、やっぱり観光地ということでやや高めの値段だし
朝ごはんを大量に食べて(朝ごはん食おうが食うまいが宿泊費に影響ないからね)夕方に
日本の100均で大量にしいれたパンをかじる。そして日本から持参した2リットルの茶を
計算しながら飲む。そして夜は持ってきたDVDをポータブルプレイヤーで見ながら
タイの名産、メコンウイスキーを行きの飛行機でもらったエビアンで割って飲む・・・
というなんとも切り詰めまくった生活でした。
唯一贅沢したのは、現地の麦酒をスーパーで買ったくらいですかね。
ロックスター麦酒。なかなか苦味があっておいしかったですよ。1缶80円くらいでしたっけ。
お土産はバターナイフと鍋敷きとブリタフィルター。
ネズの木で作られたバターナイフはバターを長持ちさせてくれるとかで、この鍋敷きも
焦げてきたらいい香りをだすとかで、エストニアのオミヤゲではニット製品に並んで
有名だそうです。自分用のオミヤゲはエストニア製の虫除けクリームを手に入れましたとも。
ブリタフィルターはドイツ製の濾過(ろか)装置で、僕がカナダにいるとき
ホームステイでよく使ってました。水差しが上下に分かれていて上部に水道水を注ぐと
途中のフィルターを介して下部に水がたまってくるわけです。
その水はなんとミネラルウォーターになるという優れものなんですね。
ヨーロッパやアメリカなどではメジャーっぽいですが、アジアではまだ知名度は低そうです。
日本でも最近発売されましたが、水差しの種類が少ないうえにベラボウな値段なので
こうして外国に行ったらフィルターを買ってくるわけです。
1つのフィルターでだいたい半年は持ちますが、消耗品なのであるに越したことは
ありません。
とにかく、向こうでは正直ホテルから提供される無料の飯以外では金を使いませんでした。
観光はひたすら徒歩。しかしながら運動量が激しく少なかったので、ちょうどよかったってわけです。
金も使わなかったし、そして金も使わなかったですし、強いて言えば金を使わなかったです。
2日目は小雨が降りましたが、基本的に6月後半のエストニア共和国、タリンは
Tシャツ1枚でも快適に過ごせる気候で、空気が乾燥してるからカラッとしてて
涼しかったです。ただ夜の11時近くまで日が出てるのには難儀しましたけどね。
それにしても北欧の女性ってなんで美女ぞろいなんだろ。
スタイルがいいんですよね。締まるとこ締まって、出る所でてるし。
つーか手足が長いし。ほとんどがそんな感じでした。
エストニア人女性はホント美しかったですね。
日本に帰ってきた時に思ったのは、不健康そうな体型の人が多いって事ですかね。
同じように細いとしても、細さが違うんですよ。ホント。
なんででしょうかね。日本人の細い人ってのは言うなれば体にメリハリがないんですよ。
それがセクシーさを打ち消してるんじゃないでしょうかね。
ともかく帰国してきたんですが、帰りもフィンランド航空でフィンランド経由便。
しめしめ。これでまた航空ポイントがたまった。グヘヘ。
僕の乗ったフィンランド航空は機内食に選択の余地が無いこと、テレビがプロジェクターじゃなくて観光バステレビであること、ジュースの缶が150ミリのちっさい缶でケチってること、お代わりできないことなどなど不満が満載でしたが、座席がすいてて1人で4人分のシートを独り占めしてねっころがったりできたのはポイントが高かったですが、何より最高なのはキャビンクルー。そう客室乗務員の制服でした。薄い水色の上下に何がいいかって、黒手袋。
なんかカッコエエんです。なんでだろうと考えてたんですが軍服風だから?
手袋ってのは今まで見たことなかったですからね。
客室乗務員の制服ポイントのおかげでフィンランド航空が大好きになりました。
帰国したその日から甲子園というのは前述の通りですが、昨日は行きしなに
ドンキホーテに寄って『アブスライドもどき』を購入しました。
腹筋を鍛えるゴロゴロってやつです。ただアブスライドもどきなだけに、ゴロゴロと
前に転がすとバネの力で元に戻ろうとするので運動が少し楽になるんです。
それが非常に生易しいので早速分解して、中に入ってるスプリングやらなんやらを
取り除いて破棄しました。
これで純粋に車輪とハンドルだけになり、かなり腹筋に負荷がかかるようになりました。
今度から海外に行くときはこれとDVDプレイヤーを持っていきますよ。
ほんのささやかなこのぜいたく品はなんと830円。
なんだかんだと忙しいですがあさって位からは、フィリピンから帰国してくる
友達をもてなしてみたり、体脂肪の精密検査をしてみたりとまだまだ用事が目白押しなわけでもあります。
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