ミミズはドロドロ
先日の新聞の記事のこと。
『ミミズは何かの役に立っているの?』というテーマの元、いつものようにひよこのぴよぴよが質問に答えている。やさしく、友達に話しかけているように。
このコーナーはおそらく、子供に向けて書かれているものだと思われるが、いい年した私もこのコーナーの愛読者なのです。が、この回で、首をひねってしまう表現があったのです。
アースワーム(地球の虫)と言われているミミズのすごさを文章は伝えている。ふんは肥料になり、さらにふんの中には有益な生物がすみついて土をつくる。ミミズの通った穴にはミミズのからだの粘液がつき、それはカビを抑える。病原菌を食べることもある。などなど。そして、問題の文章がつづく。
『ミミズだって、いつかは死んでドロドロになる。』
ミミズの体は窒素分が多いため、死んでもミミズは土を作っているのだという話なわけですが、『ドロドロ』ってのは少しグロテスクな気がしたのは私だけなのでしょうか。この文章を読んでから、【ミミズ=ドロドロ】という公式が出来上がっている今日このごろです。
2003年03月11日(火)
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