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日々のモエログ

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2006年05月24日(水)
眠るオレンジ色の太陽

10周年DVDは就職が決まった自分への「ご褒美」にしようと決めた。
だから観ずに、飾っていた。
そして就職が決まったから観た。


書いてしまうとわずか3行だが、ここまで来るのにとても長い道のりだったような気がする。(実際には2ヶ月ちょっとなのだけれども。)
それに、自分にご褒美と言いつつ、正直言うと、見る気になれなかった。別にブイがどうこうじゃなく、自分サイドの問題で。

で、無事就職も決まり、1週間くらい前から「そろそろ見るぞ!」って思って、ナゼ今一人でミュージックマインド祭を開催していた。
(と思ったら、偶然にも友人にも「ミュージックマインドヘビロテしてた」とか聞いたので笑った。)

で、本日。満を持して封印を解いた。

と言いつつ、オレンジのイントロ聴いた途端に、様々な感情が胸を去来する。こみあげるものがある。
ここ何ヶ月かの、いつも心のどこかに懸念を持っていた状態を思い出す。「あー、よかったー。やっと観れるー」って思う。
多分、観れる精神状態になった自分が嬉しかったんだと思う。

そして、イントロが終わると、今度は記憶がフラッシュバック。

口をキュッと結んだ慈しみの表情の長野くんに、ツアー中終始変わることの無かった森田さんの優しいまなざしに、准坊のキラキラとした瞳に、凛々しい健くんの面ざしに、穏やかな中にも一瞬見せた井ノ原くんの挑むような視線に、しなやかに踊る坂本くんのシルエットに。

それらに触発されるように、記憶の奥底に眠っていたシアワセの記憶たちが、鮮やかな色を伴って、一気にどばーっと私の元に戻ってきた。
あの頃、毎日毎日、ワクワクしていた。
そんなワクワクを思い出して、本当に幸せな気持ちになった。


なんて言ってた15分には、今度はオレンジのくねくねを観ながら爆笑。笑顔垂れ流し。映像で観ても、目に余る破壊力。テレビの前でヨダレ流して大喜び。ワタシやっぱりマサユキが大好き(どさくさに紛れて、多分700回目くらいの告白)。

なんていいつつも、実はまだ全部見てない。正確には夕焼けドロップで終わってる。
きっと後半の、踊っている(お手フリしている)ブイや周囲の大歓声なんて関係なく、歌のみを聴いて一人固い決意の時間となっていたチェンザワーやビリスマ、overあたりで、また色々思い出すんだろう。でも、それすらも楽しみだ。


それにしても、やっと封印を解けた。嬉しい。くどいようだけど、「観たい」という気持ちになったことが嬉しい。そして夏コンに行きたい(それは無理)。