milukuの日記

2002年03月09日(土) 漫画と資本主義(文化と商品)

勉強不足で書くことを先にお詫びします。
「漫画は文化である」(どこかのタレントのパクリですが)といっても過言ではないと思います。相変わらず漫画に対する社会認知度は低いですが、少なくとも日本では立派な文化です。出版社からでている雑誌は週間から季刊誌をあわせるといったいいくつになるのでしょうか。少年誌から少女誌、青年誌から、レディース、育児、成年、ボーイズラブ、ホラー、などなど、ジャンルも細分化が進み、でている雑誌は数え切れません。最近では、古本屋(新古品屋)、漫画喫茶、(この問題も後述したいです)などがセカンドビジネスとしてあちらこちらでみられるようになりました。そして、私が他の国と違うともっとも思うところは「描き手」の多さだとおもいます。つまり「コミケの世界」です。いわゆる、「同人」という趣味(中には職業にされてる方もいらっしゃるとおもいますが)でのアマチュアの漫画家の多さです。著作意識が比較的弱い(とゆうか制度的にととのっていない)東亜諸国(ただし日本はそのほかにも複雑な要素がからんでるとおもいますが)ならではともいえると思いますが、とにかく、最近のコミケ(同人)の社会定着度はすごいものがあると思います。正確に計算できませんが、毎年、夏コミ、冬コミに2万5千サークル近く(ダミーあり)が申し込んでくるわけですから、日本の漫画人口はものすごいと思います。最近ではそのコミケ市場から、プロへ転向される方もちらほらみかけたりします。しかし、このエンピツにも「同人」のコーナーがあるというのは本当に驚きました。それだけもう認知されているという事なんですねー。(同人についても別記したいのでここでは省略)とにかく、日本は漫画の先進国であるといっても過言では無いと思います。むしろ、どんどん商品を海外に輸出すべきだと思います。最近では、ポケモンや遊戯王が全米で大ブーム、ドラゴンボールやセーラームーンが台湾や韓国、ヨーロッパなどでも大ヒットしてると聞きました。私の友達の韓国からの留学生のこもスラムダンクは韓国でもすごい人気だと聞きました.
つまり、日本で一般的に人気のある漫画は世界にいっても通用するという事です。日本でもほぼ全国に市場が開ききった今、つぎなる市場を海外にもとめる動きがおきているのではないでしょうか?IT産業が思ったほど発達せづしぼんでしまいました。次に出版業界が新たな波をおこすかもしれません。そして、どんどんだしてくべきだと思います。とくにそう思うのは、中国や韓国、台湾で日本の漫画の海賊版が出てるからです。時々、そうゆう話をあちらこちらから(コミックスなどからも)聞いたりします。(しかし、日本での同人界のことを指摘されるといたいところですが、向こうは作者が書いたものそのまま使ってますし、主旨がそれとこれとは一応違いますから。)「漫画」は日本の宝(文化であり商品であり)ですから、どんどん正規のルートで出してくべきだと思います。(また、アニメもしかり)もしかしたら、何年後かには、アジア諸国でWJやサンデーがちがう文字でみれるかも知れません。少女まんがや旧作なんかももしかしたら、ヒットするかも知れません。そうすれば、海外での漫画需要も増え、また、供給も増えると思います。日本だけの表現方法ではなくて、世界の表現方法になる日もそうとうくはないんではないでしょうか。
なんだか、主旨がまとまらなくなてしまいましたが、とにかく、漫画は文化であり、商品(世界にだせる)であるという事を言いたかったわけです。

また、まとめなおしたいと思います(反省)




 < 過去  INDEX  未来 >


miluku [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加