milukuの日記

2002年08月05日(月) 秩父34箇所巡礼日記総記2

さて、次は二日目の午前中をUPしたいと思います。なぜかとゆうと、午前中だけでレポート用紙(1500文字ぐらい)2枚分あるからです。学校のレポートもしぶしぶやってるのに、こうゆう事には一生懸命なあたし....


二日目(8月2日)

五番札所 語歌堂(長興寺) 臨済宗南禅派 本尊准てい観世音菩薩(字がでませんでした)

一日目に回れなかったので、朝八時に語歌堂へ。案の上だれもいない。日本百観音で准てい観音を祭っているのは西国11番札所とここだけらしい。観音堂だけ田んぼにぽつんとあって、長興寺の本堂は100Mくらい先にあった。ご朱印もらいに行くと、檀家さんらしき人が着ていた。早いよ!!まだ八時なのに!!

十六番札所 西光寺 真言宗豊山派 本尊 千手観音
再び、街の中心部へ。ここは、真言系らしく、四国88箇所の本尊の写し(88体)がありました。金毘羅様も祀ってあって、四国と関係の深いお寺でした。猫が住み着いていて、ご朱印をもらいにいくと、お嫁さんがでてきて、ご朱印をかいてもらう間ずっと猫の話をしていた。どうやら、かなりの猫好きらしい。

十七番札所 定林寺 曹洞宗 本尊 十一面観音

こちらも市内中心部に。そめもの屋の脇をとうると、お堂がみえた。こちらもお堂だけの小さな札所。その後ろに納経所があり、私達の前に参拝客がいたので声をかけると、(40代後半の男女三人グループ)その人たちは鴻巣(埼玉の地名です!!すいませーん!!)からきているらしい。どこかのお寺の檀家さんらしく、次は24番に行くといっていたので、前に回り損ねたところをまわっているらしい。

十八番札所 神門寺 曹洞宗 本尊 聖観音
昔、修験者がたてたお堂らしい。ここも、ちいさなお堂が何個かある小さな札所。参拝をすませて納経所へ行って、ご朱印を書いてもらう間、ご主人らしき人に話しを聞く。なんでも、ご開帳の年は普段の二倍以上の参拝客がくるらしい。さらに、県南(所沢や狭山)とか、千葉(柏、野田)、群馬、茨城、が多いらしい。県によって信仰の深い県と全くない県があるらしく、東海地方(静岡、愛知)の人はとくに熱心らしい。だけど、神奈川県の人はあんまりこないそうだ。不思議。都内の人も多いらしい。
ここで、またも、ご本尊の御影発見!!今更ながら、もしかしてこれって全ての札所にあるのでは??と思いつつ、中途半端に集めるのいやだなーとか思いながら購入してしまいました。そして、案の上全ての札所にあったらしく、ここから御影を集める事に(コレクターとゆうか、凝り性なんですよ!!/ちなみに一枚200円)

十九番札所 襲石寺 曹洞宗 本尊 千手観音 
ここから、やや秩父市のはずれに。ぽつんとお堂だけある。隣に納経所があって最近たてられたらしく、新しかった。ご朱印を書いてる間に話をしていたら、歩いてる人たちがやってきて、(その時、車で回ってるとゆう話をしていたんです)しかも、その人達が40代〜60代の男の人4人組だったため、「若いのに負けてちゃだめよ」とおばちゃんに言われてしまった(汗)その後、昨日のこと(具合が悪くなってたお遍路さん)を思い出して、車を出すときに「きよつけてください」と声をかけた。きさくなおじさまたちだったが、実はこれ↑いらぬ心配だった。

二十番札所 岩之上堂 臨済宗南禅寺派 本尊 聖観音 

だんだん、外れへ。秩父橋を渉って、田んぼをとうると、駐車場があった。そこから、階段で下ってお堂へ。お参りをすませて、納経所までいくとさっきのおじさまたちがもう追いついてきた!!ええー!!早いよ!!しきりに「徒歩ですよね?」とたずねる私(アホ)ご朱印を頂く間に話をきくと、おじさんたちは、「埼玉を歩く会」の執行部の人だとゆうことが判明。そういわれると、格好がちょっと登山ちっくとゆうか歩く事重視かも。帽子には歩く会のバッチがついてた。10月にくるので下見をしているとの事。

二十一番札所 観音寺(矢之堂) 真言宗豊山派 本尊 聖観音 

道をまちがえてる間に、「歩く会」のおじさんたちに先を越される!!おじさんたちもなれてきたらしく、「なんだか、メンバーみたいだね」と声をかけてくれる。うれしい。ここもお堂が本堂になっていて、納経所兼民家になっていた。八幡様も祀られていて神仏混合の名残がうかがえた。

二十二番札所 童子堂(栄福寺) 真言宗豊山派 本尊 聖観音

マイクロバスが先にきていて、ナンバーをみると香川県のだった!!四国から埼玉なんて何時間かかるんだ??参拝をすませて納経所へいくと、本堂(お寺)が納経所になっていた。そこのおばあちゃんがでてきて、お茶と梅干ときゅうりの漬物を勧めてくれた(自家製)かなり美味しかった。団体さんをまっている間、「歩く会」のおじさんたちが!!母がその人たちのお茶までいれはじめる!!「やりますよ」っていってるのに、恥ずかしくて火がでそうだった。その人たちは東松山の人たちらしく(埼玉話ですいませーん!)母はその隣町の出身だったため、かなり話がもりあがってる。しらない地名がぽんぽん飛んでる。わからない。

二十三番札所 音楽堂 臨済宗南禅寺派 本尊 聖観音 

今度は、かなり山の上へ。途中で「歩く会」のおじさんたちを追い越す。手を振ってくれたので、お辞儀する(運転中のため)セカンドで上がっていくと、周りはすげ-とばしてる!!カローラじゃ馬力がないんだよ!!と車のせいにしてゆっくり運転。名前のごとく、音楽に縁があるらしく、お堂には音楽のポスターが!!結構ご利益あるらしい!!階段をおりて駐車所にもどる途中で「歩く会」のおじさんたちにあう。「あらら、負けちゃったよ」などと話て別れるが、おじさんたちとあったのはここの音楽堂が最後。後から、もっとちゃんと挨拶すればよかったなと思いつつも無理だった。
ほんとに旅は人生みたいだと思った。

二十四番札所 法泉寺 臨済宗南禅寺派 本尊 聖観音

23番からかなり車をとばして24番へ。石段100段登ったくらいのところにお堂がある。納経所で話を聞くと、ここも随分整備されたらしく、昔はしたの民家を借りていたらしい。

二十五番札所 久昌寺(御手判寺) 曹洞宗 本尊聖観音
  
お堂だけ、離れた所にあって、いってみるとご開帳なのにひらいてない!!おかしいと思って本堂へ行くとそっちに移動されてた!!ここには、言い伝えがあって、秩父霊場草創のさいに、性空上人が冥府に導かれて閻魔王から証文と石の手判をもらったという話があり、その証文は西国24番札所の中山寺にあり、御手判はこの久昌寺に納められたという話。ちなみに、その御手判の写しは500円で売っている。勿論購入。この頃から天気がやばい事になりはじめる。


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