犬の涙/「薔薇の葬列」 |
今日は泣きました。
昼間見たテレビで 飼い主に捨てられたりして、 毒ガスで殺されてしまう犬たちのことをやっていました。 彼らはすごく怯えていました。
犬も涙を流します。 私の犬は昨年末に天寿をも全うしましたが、 彼は死ぬ直前、痛くて痛くて涙を流していました。 私と別れるときも泣いていました。 犬だって痛ければ涙を流す、 心が痛くたって泣くんです。
そんな犬たちをファッションとかで飼って欲しくない。 後先考えないと、嫌なこともいろいろあるよ。 汚物の処理をすることが出来る? 介護だって大変ですよ。 犬が死ぬときの死臭を我慢できるの? そこまでちゃんと考えて動物と接して欲しい。 人と暮らすのと同じ感覚でいてほしい。 いらなくなったら捨てられるようなモノじゃない。
あと表参道とかで可愛い犬の散歩してる人(服装も可愛い)いるけど、 かっこわるいよ。ていうかアホじゃない? あんたが犬だったら、人の足をよけながら歩きたい?
それで泣いたーとかおもってたら、 金八先生が最終回でまた泣いた(笑)。 今回のシリーズは結構重かったなあ。 結構バカにして見ていたんですが、 最後の金八が一人一人の生徒にコメントを言っているところに感動。 私の中高時代の教師は忙しくてクラスの事を顧みてませんでしたから。
*映画メモ 「薔薇の葬列」日本 1969年
脚本・監督:松本俊夫
キャスト エディ:ピーター 権田:土屋嘉男 レダ:小笠原 修
ストーリー 1960年代後半、新宿のゲイバーに勤めるエディ(ピーター)という名のゲイボーイがいた。店の経営者である権田と深い関係になったエディは、長年権田の愛人だった店のママを追い出して後がまに座る。だがエディには、権田にも隠している秘密が……。
ピーターが美しいです。 ファッションもコロコロ変わって素敵です。 モノクロなんですが、それがまた綺麗なの。 白い画面がまぶしい。真昼のよう。
構成は実験映画っぽいですね。 「え?なんなの?」 と思っているうちに別のシーンになったり、 時間がさかのぼってたり。 ドキュメンタリーみたいになってたり。
物語自体は単純ですがね、 最後のシーンが 「まじかよ!こんなことってあるかい」 といいたくなるほどすごいことになっています。
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2002年03月28日(木)
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