眠り/本「カンガルーノート」

最近眠るのが一番幸せ。
今日は昼寝日和だった。
窓を全開にして畳でウトウトした。
猫が庭にやってきたのでおやつの残りを放ったら、
ものすごい勢いで逃げていった。

そういえば庭にも猫がやってくるようになってしまったのね。
犬がいたときは騒がしかった庭。
今日みたいな日には一緒に昼寝をしたね。


そういえばケータイのチェーンメールで、
ペットショップがつぶれて100匹の犬が処分される。
とかいうのが回ってきて、キレた。けど回した。

映画日記改め、本日記。*
「カンガルー・ノート」 安部公房・著

ひざからカイワレ大根が生えてきた男が、
勝手に動く病院のベッドで冒険をする話。

こう書くとシュールそのものですね。
安部公房と聞くと引いてしまう人もいるみたいですが、
かなり面白いです。
黄泉の国へ行ったり、美少女の面影を見たり、
いろんな事が次々と起こって飽きません。
作者の夢の中を見ているようです。

テーマは「死」らしいです。
筆者が闘病していたときに書かれたものですしね。
面白い中にも不安や焦燥感を感じるのはそのせいだったのか。






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2002年04月01日(月)

日々ノオト / kica

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