| 「Dolls」 |
Dolls 2002日本 詳細はHPを。(←リンク) 感想 テレ朝の「北野武と色彩の魔術師たち」という番組で、 Dollsの衣装についてやっていて、 これは見てみたいなあと思っていました。
見てみてただ一言、綺麗だった。 息を呑むほど美しいです。 春夏秋冬、ただただうっとり。 やっぱりCMやスチールが良く出ている秋の風景が一番印象的です。 日本て本当に綺麗だなあと思う。 私的に夏のかざぐるまの前を二人が通り過ぎるシーンが好き。
風景だけでなく人も綺麗なんですよ。 菅野美穂、色々な種類の涙が出せるのね。 婚約破棄されたときのあの涙は凄いと思いました。 演技にはくせがありますが、やっぱりいい役者さんだと思います。 くせがあるだけに好き嫌いは分かれるのかも。 あと深田恭子株アップ。かわいい。 松原智恵子さんも可憐で一途な女性を演じていてステキでした。
ストーリーはあまり会話はなく、映像で分からせる的なところがあります。 メインのつながれ乞食の二人は絶望の中に居るというのに、淡々としています。 もうはなれることはないという安心感があるのでしょうか。
笑いどころがないわけじゃなく、飽きずに見ることが出来ました。 賛否両論ということですが(確かに皆におすすめできる!って映画ではないけど)、私は好きな作品です。 何げないシーンが心に刺さり、泣けてきたところがありました。 言葉では表現できない気持を映像にして表すなんて映画の醍醐味だと思う。見て自分の中の思いを膨らませる感じの映画です。あとですね、殺し屋1のイチの役者さんが出てて、 何時あの殺人スーツに着替えるのかハラハラしました(笑)。
今年は日本映画、あたりが多いです。 胸に刺さるのが多いです。 「青い春」「tokyo.sora」 ビデオで「リリィシュシュのすべて」等。
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2002年10月25日(金)
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