| ワイン/「クロエ」 |
いきなりですがワイン大好きです。 銘柄とかわかんないけど。 おいしいと思う。赤がとくにうまい。 飲んでいるとよい気分になるしね。 常にシラフの私でもワインが入るとよく笑いよくしゃべり、若干明るくなります。 何故ワインの話かというと、 この前地元の友達の行きつけの喫茶店(カフェか?)に行き、おいしいお酒を飲んだから。 そのカフェは我が地元に似つかわしくなく、ステキなんですわ。 落ち着く空間なんですよねえ。だらだらだらだらと、居たくなる。 しかもご飯はおいしい。オーナーはかっこいい(笑)。 ライブとかも良くやるそうなので今度見に行ってみたいな。 というわけで家でもワイン飲み。がぶ飲み。 1瓶あけたら、父親にしかられました。
そういや私はお酒をのむイメージがないらしい。 いつも「意外だよね」といわれます。 飲んでいてもジュースを飲んでいるように見えるそうです。 それだけおこちゃまと言うことか。 なのでカバカバのんでいると男友達が張り合ってきて勝手に向こうがつぶれていることがままあります。
*エイガメモ 「クロエ」2002・日本
ボリス・ヴィアン「日々の泡」を翻案にして映画化したもの。 詳細はHPを。(←リンク)
感想 凄く繊細。光がはかなくて、人もはかなくて。 どうしてクロエを蝕むのは美しい孤高の花でなくてはならなかったのか、 美しさにのまれて周りの世界にがんじがらめになって不幸になって行く彼らを見ていて悲しくなりました。 だけど彼らは何よりも相手を大切に思っていて、胸を打たれました。 それに対してカリスマに傾倒して行くコウタロウの友人とその恋人の姿にも、大切に思う人をぞんざいに扱ってしまう不器用さに切なさを覚えました。 自分の大切な人(恋人でも友人でも)が苦しんでいるとしたら、私は何が出来るのかと考えてしまう映画ですな。
原作の「日々の泡」は突き放した感じ、非日常と言う感じがしていて、それなのに徐々にしみこんできて、最後は痛いくらいな作品だった。 だけど、この映画の距離感は私にとって近過ぎる感じがしました。 どう考えてもファンタジーで、現実感は薄いのに。 言葉が多すぎるのかもしれない。あと毒がたりないのかも。 原作に「インスパイアされてつくられた」というから比べちゃいけないけどさ。
原作のアリーズがとても好きだったのよね・・・。 あとネズミも。 フランス映画で「うたかたの日々」(これも原作が一緒の映画)があるというので見てみようかなと思います。
唐突ですが「青い春」が再び見たくてしょうがないです。
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2002年10月27日(日)
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