視界

今日は昨日の疲れのためか
かなり遅く起きて、ボケーっとしていました。
母が車で買い物に行くというのでくっついていったんですが、
雨です。
ガラスにポトポト雫が落ちます。
じわーとひろがってゆく水は、まるで泣いているようでした。
泣くときににじむ世界によく似ていたからでしょう。

何でこんな事を書いているのかというと今日起きたらなんと泣いていたので、寝ながら泣くこともあるのか、と驚いたからです。
夢を見ているときに泣くと、夢の世界もにじんでゆくものなのだろうか。

夢と言うのはかなり他愛のないものばかりで、
別に泣くものでもないと思うのだけど。
一つは、
友達と京都に行っていて、銀閣寺の入り口みたいな両側に手入れされた大きな(10Mくらいかな)垣根がある細い道を延々と歩いているんです。
私たち以外の人は皆逆方向を歩いていて、楽しそうだった。
で、その垣根を抜けると一階部分が半地下くらいまでに地盤沈下しているアパートみたいな、古くてきたないたてものがあるんです。
その半地下の部分にいくと螺旋階段があって、さらに下にもぐる。
下りたら古着屋があってサイケな感じの服ばかり置いてあって、渦巻き柄のオレンジ色のワンピースとかが印象的だった。
しかもその店自体が歪んでいて、服の重さで床が斜めになっていて。
友達と私はその店の坂を登る。
むせるほど多い洋服を選びながら。
そしたら、シャツの掛かっているところを見ていると、向こう側からもシャツを見ている人がいる。
そっとシャツを掻き分けると、大学の友達がいた。
彼女も二人の友達とこの店に来てるらしい。
なぜか自己紹介になり、名前を言うんだけど(すごいテンションが高い)、
一人だけ、どうしても名前が聞き取れなくて、顔を見ることが出来なかった。
私の目は泳ぎ、友達の後ろにあるシャツばかりが気になるのだ。
その奥にはレジカウンターがあって、誰かが座っている。
それで夢は終り。

次の夢になる。
バイト先で、気になる人と話してるのだけど。
凄く楽しくて馬鹿笑いしているのに、淋しくなる。
どんどんむなしくなる。
いつの間にか彼はすごい勢いで話していて、私は話を聞かずに店内でかかっている曲に耳を傾けている。
曖昧に笑いながら。
そしたら場面が変り、家に帰る道を歩いている。
隣には自転車に乗っている彼がいて、びっくりする。
歩いている私に合わせているのか、かなりの蛇行運転だ。
少し先に行った自転車の背中を見て、これは夢だと気づく。

次の夢になった。のは覚えてるんだけど、
内容はあんまり覚えていないのよね。イメージはあるのだけど。
結構欲望入り混じった内容だったと思われます(笑)。

夢って見たときにメモしておくと面白いですね。
しかしなんか不安感の残る夢ばっかりだなあ。
2002年12月07日(土)

日々ノオト / kica

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