静かなる零への回帰録...翔人

 

 

まさかね。 - 2003年06月11日(水)

自分が摂食障害に陥っているとは、思ってなかったのね。


ご飯、気持ち悪い。無理矢理押し込んでるみたい。
普段は食べないし。バイトのある日の夜だけ。心配されるから。
残った廃棄分のお弁当を貰って帰る。
吐きそうになりながら、一時間以上かけて食べる。


いつも口にしているのは、薬とスポーツドリンクと紅茶と。
あとは薬を飲むために、アリスについてきたクッキーを一つか二つ食べる。
朝夕服用だから朝と夜だけ、食べる。


「お腹減ったなぁ…」とか言うけど、全然食べたいとは思わない。
実家にいるときも食べなかった。無理矢理おかずだけ食べてた。
それさえも半分以上はもう胃に収めることが出来なくて、飲み込んでただけ。


そうだなぁ…私にとっての今の「食事」という行為は。
死なない為のものでしかない。


誰かと一緒にいるときは食べるけどね。


食べると、胸が詰まって、ぐっと苦しくなって吐き出しそうになる。



今日は仕事終わってから病院に行きました。
泣きながら、今思ってる色んなこと吐き出しました。

ねぇ、大きくなっていくってことは。
声を出して泣けなくなるってことなんだね。
大人になることは、声を上げて泣くことも、泣く場所も失う、辛いことなんだね。
だったら私は大人になりたくない。大きくならなくていい。
でももう既に今、その場所を失っている私は、大人なのかな。
大きくなったってことなのかなって。
そう考えてまた苦しくて、声を殺して泣くことしか出来ない。

仕事しながらそんなことばかり考えてた。
それは一つの真実で、それを知ったことは嬉しかったけど。
それは凄く、悲しかったよ。


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