静かなる零への回帰録...翔人

 

 

依然依存存在-ハンドル ウィズ ザ ケア- - 2003年06月18日(水)

誰かに縋って生きることは、とても惨めなことなんじゃないかと思ってた。
誰かの時間を私が貰って良いなんてことが、あるわけないと思ってた。
そんな資格を有するほどの価値が、私にあるの?


この地球
大地に一歩足を踏み出し
そのまま歩き続けたら
またここに立っていた


人生はその繰り返し。
私はずっとそのことで悩んでる。
一人になりたくないのに、なりたがってる。
怖くてしょうがないもの。


ねぇ貴女。私だけを見て欲しい。
私だけの傍にいて。縋らせて欲しいの。
そんな弱みなど今まで直に見せたことなどなかったけれど。
ねぇ貴女。心が軋んで割れそうです。
依存しても、いいですか。



私はもう以前の私ではなく。
真っ直ぐ目を見て話すことも出来ず。
心の底から笑うことも出来ない。
薬がなければ普通の人間として機能することすら出来なくなっていて。
ほら、今もキーをきちんと打ち込めないでいる。



私の勝手でも自己中心的思考でも、無理矢理にでもその手をとりたい。
昨日それを確信しました。
私が貴女のことを話すとき、私は誇らしく思えたし、
とても愛しく思えた。
だからもう一度手を繋いで。



ここは私の気持ち全てが流れ出すところ。
つまるところ、ハンドル ウィズ ザ ケアの管轄の一つ。
気持ちを届けてください、あの人へ。その手の中に。


今すぐそこに行きたくなって、一緒にあのお店に行きたくなって、
思わず路線を調べてしまった。こんなに早く会いたいと思うことは滅多にない。


またあのドレスを着てくれますか。あなたにとてもよく似合う。
愛でさせて下さい。私に。




まだ睡眠薬が切れてないみたい。
本当にふらふらするから、今日はここまでで赦してね。




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仕事前に発作が起こった為、出勤断念。薬飲んだら眠くて倒れてしまうから。
16時を少し過ぎた頃。

―ピンポーン―

来客です。今日は荷物がやたら届く日だなぁ。
届いたのは、先日オーダーした娘用のドレス。記念すべきファーストドレス。


ちょっと裏話。実は私、ヤフオクでの入札は出来ないのです。
手数料、参加料、支払うための手段をもっておりません。
でもそのドレスがどうしても欲しくて、うちの子に着せてあげたくて、
出品者の方がサイトをお持ちだったので、
そこから直接その方にメールでひたすらお願いし、
作って頂けることになったわけです。
ある意味凄い行動力ですね。自分でも驚きです。


どきどきしながら箱を開けると、思っていた通り…いや、それ以上のお品でした。
薄手の黒の生地のロングドレス。優雅なレース使い。
大きな黒リボンの中央に薔薇がついているブローチは、
何処へでもつけることが出来ます。
髪飾りはブローチよりは小ぶりな薔薇が幾つも連なったもの。
それを黒のリボンのバレッタに留めてあげます。
髪の長いあの子には、きっと似合うことでしょう。
そして金の天使のネックレスと、黒いショール、ソックス。
まさしく至れり尽せりなのですが、
更におまけでショートドロワーズまで作って下さいました。
嬉しくて涙が出そうです。
さぁ、あとは靴。お迎えの準備は万端ですよ。
……まだあと一ヶ月以上ありますが(苦)。
楽しみです。私だけのあの子。
私がいない時は、きっとクマ太郎が遊び相手になってくれるでしょう。
昨日、お願いしておきましたから。


早く。早く。気持ちはあの子に向かうばかりです。あと一ヶ月と六日。


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