私の彼女。
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2003年01月08日(水) 一緒に生きていくこと。

さぁて。日記書こう。

付き合う人って、どっちがいいんだろ?
好きな人が全てで、何よりもその気持ちを最優先する人と、
好きな人がいても、基本的には自分が1番大事で、自分のしたい事や、自分が成長していく事を最優先する人と。

私は、、、
若いうちはさ、正直、前者だった。
何よりも、1番自分を大事にしてくれる事を相手に望んでいた。
友達や、自分の夢よりも。

今も、そんな気持ちが全くないかと言われれば嘘になるかもしれない。
やっぱり、好きな人が、自分よりも大事な人や、大事な事があるのは寂しいし。

そして、私自身も、好きな相手に対して、
その相手のことを何よりも1番に想う事が、相手が1番幸せな事だと思っていた。

でも、それは違う。
直と付き合って、私はそれがだんだんにわかってきた。

最初は、
『自分より相手が大事なんて言わないで。』
って言う直をものすごくドライだと思ったし、
直との恋愛はとても不安定で、私にはむかないと何度も思った。

今までの、自分がしてきた恋愛は、ものすごく安心感はあったけれど、
ずーっとそこにいつづけると、
何か物足りない、満たされないものが確かにあった。
でも、そのぬるま湯に入っている心地よさの中で、
私は、無意識のうちにそんな満たされない気持ちにもふたをしてしまっていた。

でも、結局、その恋愛たちが終わったのは、
私が、ぬるま湯から出て、もっと違う何かを得たいと思ったからだった。

ずーっと一緒にいるという事は、
大変な事だと思う。
だから、『結婚』なんていう形があるんだろうなぁ。
公式の約束があれば、簡単には終われない。
そうやって、形で縛られることで、
自分自身の生き方はこうなんだ!と決め、納得する。
いつまでもそばに誰かがいてくれるという安心感もある。

でも、人間って弱い。
このままでいいのか???なんてみんなそんな事どっかで思いながらも、
そんな思いは見て見ないふりをしたい。
もっと上を求めれば、今の自分に足りないものを認識せざるをえない。
上なんて、見たくない。今の自分がだめなんて思いたくない。
約束された、幸せな『形』を求めるのは、当然なのかもしれない。

約束のできない、『形』のない、私達のような関係において、
付き合っている相手が、常に上を求めることは、
すごく不安で、
孤独を感じる事も多い。
いつどこへ飛んで行ってしまうかもわからない。
でも、そういう相手だからこそ、自分も何かを見つけていこうと思えるのだと思う。
おいていかれたくない。
一緒に飛んでいたい。

でも決して、何かを見つけることがイコール別れではないわけで。

自分も上を求めれば、何かを見つければ、
一緒に飛び続けることができる。

なんて。。。
なんか、強そうな事書いてしまったが、
実際の私はそんなに強くはない。

いろんな矛盾が胸の中にある。

直に何かを見つけて欲しいと思いながらも、
私をおいて、先には行かないで欲しいと思う(笑)。

一緒に、探していけたらいい。
どっちかがつまづいた時には、
手を差し伸べて、
出口を一緒に見つけたり。
きっと2人だからこそ、見つけられる事、できる事もたくさんある。

直にとってそういうパートナーでいたい。


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