森岡万貴 徒然記 (黒いブログ)
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2002年04月04日(木) |
カリンバの音、無事採取。 |
今日はですね、「向日葵」と「波紋」をレコーディングしてきました。 殆どをワンテイクで録れたので、実質1時間位で終了しました。 何度も何度もテイクを重ねると、深みにはまって結局うまくいかないのは学習済みだったので、歌も1回で入れました。
「向日葵」も「波紋」も、万貴オリジナル曲ですが、詩がかなりコワイんですよね。なんでこんな詩を書いちゃったのかしら。相当オドロオドロしい世界です。「世にも奇妙な物語」とか「あなたの知らない世界」(ふる〜〜〜!)系列ですかね。 夜中に歌ったりすると、マジでオソロシイです。
「向日葵」は、飛鳥時代の皇女様の悲恋を唄った曲なので、古文調で詩を書きました。文法がちゃんとあってるかどうか心配なんですけど。 で、何故か「カリンバ」の弾き語りなんですよね。 このカリンバなる楽器が曲者で、アフリカの楽器なんですが、木の箱に長さの違う曲がった鉄屑が幾つかくっついていて、それを親指ではじいて演奏するのです。「親指ピアノ」とも言われますが、ピアノには見えません。 弾いている姿が、本を読んでるみたいで可愛い。
さて、この楽器は、鉄屑の長さや数でピッチとスケールが決まってしまうので、私が持っている楽器は世界に1つしか無い、という事になります。大量生産なら別ですが、私のはハンドメイドなので。
そこで、私のカリンバが持っている「音」を使って曲を書こう、と思いたって創ったのが「向日葵」。 冒頭のテーマのフレーズは、私のカリンバを両端から交互に1音ずつ弾くと出てくる音列に、リズムを付けたものです。 で、この楽器が壊れてしまったら、二度と演奏できなくなっちゃう!!と言うわけで、急いでレコーディングせなあかんわ!(しないといけないわ・・・奈良弁。)と思ったのでした。
本日、私のカリンバの音は、無事レコーディングされ、データとして保存されましたとさ。これで一安心。
なんだか今日は、曲目解説みたいな日記になっちゃった。 明日はタンゴだよ!タンゴ森岡に変身しなきゃ。
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