森岡万貴 徒然記 (黒いブログ)
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今日は、墨田川高校吹奏楽部の定期演奏会に賛助出演。 メインディッシュは、カール・オルフ作曲「カルミナブラーナ」です。 この曲、私が高校2年生の時の、吹奏楽コンクール自由曲だったんですよね。いと懐かし。 なんと、当時は私、ハープも弾いてまして、ハープとスネアドラムとカスタネットを持ち替えたりしてました。 変な子。 カルミナブラーナでは、ピアノの横にシンバルを置いていたような記憶が、、、。
あれから何万光年も経ったような気がします。 今日の担当は、ティンパニ。 ここ何年かで、ティンパニの仕事が増えたように思いますが、なんでかな??? とにかく、ティンパニというのは責任重大パートでして、これ1発で決まってしまうことが色々あるのです。
カルミナブラーナの最初と最後の楽章は、ティンパニが裁判長みたいなもの(と、私は勝手に思っていますが)で、ものすごい支配力なんです。 終楽章に入る前、もうこれ以上はイケませんって言うくらい盛り上がってきたものを、入魂の「レ」の4分音符で迎え打つワケです。 この快感はもう、、、、
すごいですよ。
カミソリの刃、くらいしかないタイミングの隙間に、音を入れて建ち上げていくスリルと緊張感。それが決まったときの、ほとばしる快感。鳥肌立ちまくりです。 打楽器奏者冥利に尽きますデス。
そんな意味で、my favorite percussionは、シンバルなんですけどね。 大学生の頃は、シンバルばっかり打ってましたね。腕なんか、ムキムキで。 これはもう、伸るか反るかの、まさに1発勝負。急所で1発しかない事なんかもあって、(しかもそこは紛れもなくクライマックスなので)、華麗にキマッた時には、凄い快感の波が押し寄せて!(私はね。)
激しく気持ちいいんです。 あの絶頂感を知ったら、やめられましぇん。
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