森岡万貴 徒然記 (黒いブログ)
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| 2002年07月05日(金) |
徒然なるN.Y.紀行(1) 野菜を求めて三千里、、、の夢を見た |
1時間ほど仮眠を取って、ヨタヨタとスーツケースを担いで成田空港へ。 15:25いざアメリカ大陸へ!と思ったら、機内エアコンの故障で離陸直前に空港に逆戻り。30分程遅れて、無事空へ。 12時間半のフライトですっかり干物に変身した森岡万貴。降り立った地は、アメリカ・ニューヨーク州のJ.F.ケネディ空港。 日付変更線を超えたので、到着は同じく5日の15時30分でございました。
ホテルに着くや否や、荷物もそのままで飛び出して、役者のみんなとブロードウェイへ。 初日以降は夜に本番があるので、ソワレ(夜)のショーが見られるのは今日か明日しかないのだ。 タイムズスクエアにある有名な半額当日券売り場「TICKETS」は、すでに長蛇の列。 あきらめてシアターで正規値段当日券を購入。 「太平洋序曲」の作詞作曲者であるS.ソンドハイム氏の作品、「in to the woods」を44ストリートのbroadhurst theatreで観ることに。 主演はヴァネッサ・ウィリアムズです。
無事チケットを手に入れ、開演までの間に夕食を、と思って入ったピザ屋。 これが、想像を遥かかなたに越える、、、不味さでございまして。。。 そして量が多い。あまりの不味さと多さで誰一人として完食できなかったのさ。 「これがニューヨークの味なのだろうか、、、?私、10日間やっていけるかしら、、、。」 と、かなり不安になったのでございました。 この不安は、後々少しずつ解消されていくのでありますが。
シアターの前には、冗談で作ったとしか思えないような長〜い長〜い長ぁぁぁ〜いリムジンが横付けされ、いよいよショーが始まりました。 さて。今日(昨日か?)東京の我が家を出発してから、殆ど寝ずに30時間が経過している訳であります。重いスーツケースを押したり引いたり、機内からは英語の世界、入国審査やなんやかやを経て、、、緊張しっぱなしだったわけで。
私の前の席に座っていた俳優H氏は、ショーの間中おかしいくらい爆睡しておりました。 私は、体は疲れきっているのに頭は爛爛と冴えていて、初ブロードウェイ・ショーで爆睡!は免れました。 ショーの内容については、、、。う〜ん、どうでしょう。 後日、亜門さんに「どうだった?」と聞かれ困った次第で。。。私的には、あまり、、、ハイ。 英語のジョークなんかが全部聞き取れれば、もっと面白かったのでしょう、、、肺。
帰りはデリで朝食のヨーグルトを買って、ホテルに。 何を隠そう、初めてのアメリカ。 しかもここはニューヨーク。マンハッタン。ブロードウェイ。だぜ。 何から何まで勝手が違い、英語が割と平気な森岡万貴も、さすがにクラクラしながらの帰途でした。
何より重要な「食べること」に関しては、「勝手に食べてね♪」という事で、制作側から支給されている日当で3食共それぞれ勝手に取ることになっていたので、あの頗る恐ろしいピザ屋の洗礼を受け、相当アンニュイな気分になって就寝したのでした。 意識していないと、脂肪分と糖分だらけで野菜が圧倒的に不足してしまう。 ここニューヨークで、栄養のあるものを安く食べられるシチュエーションを、なんとしても早くゲットしなければ!、、、本番までに体を壊しちゃいそう。
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