青春の思ひで。
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朝。 しほちゃんにほんとに5時に起こされた。 睡眠時間は3時間強、かな? 顔を洗って、せめて日焼け止めと薄化粧(あたしの場合ファンデと眉毛)くらいはしたいと、急いで顔に色々塗りこむ。 役者さんたちはパジャマのシーンなので、衣装のパジャマに着替えて出発。
早朝の無人駅で、ホームのシーンと電車内のシーン、そしてそのまま海のシーンを撮影。 早朝といえど、都心に出勤するためのサラリーマンっぽいおじさんがいて、画面にちらちら映るのが鬱陶しかった。 「撮影してるので、申し訳ないんですが、少しの間位置をずれていただけませんか」とお願いしても、撮影がものめずらしいのかちらちらちらちら入ってくる。 ああっ、もうっ。
ホームでのシーンを撮り終えた後、電車に乗り込み車内のシーンを撮影。 ささっと手早く撮らねばならない。あまり遠くには行きたくないから。 窓が汚れていたり、窓にスタッフの影が映っていたりと少々トラブルはあったものの時間的には割とスムーズに撮れた。
別荘最寄り駅の次の駅である海が近い駅で降りるも、みんな財布を持っていなかった。 駅員さんがいる駅だったけれど、何故か素通りできてしまった。 今日も無賃乗車。しかも集団で。 犯罪者でごめんなさい。
海に来るのはどれだけ久し振りだろう。 2年前にここの海に来て以来かな? 少しはしゃぎたい気分にもなるけれど、それはさておき撮影手伝い。 2日目以降のあたしの役割は「記録」さん。 シーンとカットとテイク数とF値(しぼりの値でこれによって明るさが随分変わってくる)を記録してOKカットかNGカットかはたまたキープくんかを記録して、備考などちょこちょこメモしておく役目。 はっきり言って誰にでもできます。 だけど、あたしにはこれしかできないの。 カメラのことも照明のことも撮影手順のこともよくわかってないから、これ以外だと何の役にも立てないの。
海のシーンを撮り終えて、別荘に帰ったら8時過ぎ。 いつもならまだ眠っていたいところです。
先輩が朝市に行かないか?と誘うので、朝市に行ってみたりした。 路上におじちゃんおばちゃんたちがずらずらとお店を出して、自分で育てたり捕ったりした野菜や魚をメインに打っていた。 梨を試食させてもらったけど、おいしかった。 後輩変質者マサオが鰹を買って、刺身のように生で食べたけど、もうここ数年食べたことないくらいおいしかった。 最初、鰹を鮪だと思って食べて、おいしいなと思ったくらいに(味覚障害?)。
朝撮影後はしばらく休憩。
午後撮影は主人公(兄)とその友人マサオのシーン。 マサオはうちのサークルの前作の主演。 マサオ、というのはそのときの役名。 変態的な役柄を体当たりで(ほんとうにな)演じた彼の評価はサークル内で非常に高く今回も友情出演することになった。 マサオ登場シーンだけ、今回は助監督で前作の監督であるマ○(放送禁止用語につき自主規制)氏が張り切って演出。 何度も何度もリテイクをし、マサオも納得のいくまで演らせてくれ、と。 しほちゃんのフィルムが無駄にマサオとマ○の趣味に使われてしまいました。
夜も21時まで撮影をこなしつつ、今夜はキムチ鍋。 あたしが作ったよ。 辛いの食べれないくせに、辛いキムチ鍋を作ってしまいました。 そして酒盛り。
朝が早くて、疲れていたのかお酒を呑んだ後にいつのまにか眠ってしまっていました。
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