青春の思ひで。

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2004年06月21日(月) 台風一過。悪夢のお台場。夜の海。

台風が来ると、わかっていたんですが。
朝は雨すら降っておらず。
「ラッキー」と思って、自転車で学校に行ったら着いた途端にレイニング。
ほんとにラッキーだったんだ。


まず、先生と卒論についてのお話し合い。
先生は、とてもお優しいので怒ることはないのだけれど、色々やんわりとダメ出しをされました。
第一声からして、「まぁ、準備不足ではあるけど……」
……痛い。
勉強不足なのはわかっていたけど。わかっているけど。
どうなるんだろ。大丈夫かな、卒論。
不安になってきた。


昼過ぎからものすごい勢いの暴風雨。
関東は台風の進路から外れてるはずなのに。
関東がこれなら、近畿や北陸は一体どうなってるんだと。
授業中、あまりの風と雨のすごさに学生が窓の外ばかり見てると、先生が。
「気になります?気になるよね?見てもいいですよ。窓洗いにちょうどいい感じですよねv」って。
……先生、それはちょっと違うと思いマス。


自転車どころか歩いて帰る自信もなかったんで、おにいちゃんを召喚。
ついでにまみこも送っていってあげる。


おにいちゃんの家は最近、車を買い換えまして。
新車はWISHだって。
WISHといえば宇多田ヒカルちゃんですな。
カーナビが最初から搭載されてて、バックするときはカメラ画像が出てきたり、ハンドブレーキが座席の横じゃなくて、正面左にあるのがなんだかすごい。


まみこを送って、しばらくだらだらドライヴして、ご飯食べて。


なぜか悪夢のお台場に行くことに。
お台場は……付き合いだして間もない頃の車デェトで、片道5時間かけて行った悪夢の場所。休日だった所為とお台場でイベントがあった所為でそんな時間に。
5時間あれば、飛行機で松山に行って帰ってこれるよ。。。
駐車場も空きがなくて、車から降りもせずにトンボ帰りしたのでした。

二度と、車では行かないと言っていたのだけれど、今日は台風だったし、時間ももう遅いし(22時半ごろ)、なんとなく行ってみようということに。

結局のところ1時間半くらいで行けました。あの日とは大違い。

六本木ヒルズの横、東京タワーの近く、レインボーブリッジを通り。

お台場到着。

真っ暗で誰もいない公園を探索。
海が目の前だなんて知らなかった。
やはり台風の後。
かなり水位は高めで波は激しかった。
この台風で、海に出て行方不明になったひとがいるけれど、そのことをニュースで見て、「ばかだなぁ、台風の海になんか近づくからだよ」と思ってましたが。
ひとのことは言えませぬ。

公園の中を少し、歩いて帰ろうとしたときに気付いたもの。
散乱するレンガ。
……何これ?と思っていたら!

波が、地面のレンガを削っていた模様。
たぶんひとつレンガが剥がれたら、雪崩のように剥がれていって、昼間の強風で散乱したのだろう。
怖くなって、ちょっと慌てて車に戻る。


誰もいないお台場。
観覧車の明かりすら消えていた。


海は真っ黒。荒波。


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