青春の思ひで。
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2004年07月01日(木) |
不愉快だからにこりともしない。 |
最近、鼻先で笑うことが多くなったと思う。
ちゃんと笑った覚えがここ最近ないなぁ。
淋しくて、悲しい。
不愉快だ、と思った。 公の場で、自分の鬱を公言すること。 その身体感覚をこと細かく説明して何を得たいというのか。 自分の繊細さをアピールしたいのか。 人生を重厚に生きているポーズなのか。
とりあえずあの2時間は、鬱の話をする時間ではない。 それだけは確かだから、その発言が場にふさわしくないことだけは躊躇なく非難できる。 生き方なんか知らない。 もう、苦しみも何も共有しないのだから。
苦しみは誰にでもあり、それを昇華する術を心得ているひとと、そうとは言えないひとがいる。 ただ、それだけ。 自分だけが苦しんでいるわけじゃない。 特別な感覚ではない。 だけど、それを他人に押し付けようとするのはどうなのか。 感覚はひとそれぞれだから、同じ苦しみを全く別の感覚を経て昇華するものだ。
自分の身体感覚が絶対ではない。 崇高でもない。
もっと場を見なさいよ。 ひとを見極めなさいよ。 あの時間に存在するあたしたちが、何故背負ってあげなければいけないの。
無言だったあたしより、「病院送りだね」と言った彼のほうが優しさがあると思って欲しい。
加害者だとは言わないけれど、けして被害者ではない。 あたしも被害者ではないけれど。
不愉快だ。 不愉快だと思うことの色々がまさしく「おまえもな」の世界で更に不愉快だ。
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