青春の思ひで。

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2004年08月09日(月) もう飽きたけど、子どもは産めない。

実家に帰ってきました。

なんていうか天国と地獄。


今朝までは千葉の田舎に合宿でいました。
もうめちゃんこ楽しかった。
海に行って、16歳の時に買った水着を着たり。
花火大会行ったり。
BBQしたり。
夜の道路に寝転がって満天の星空を眺めたり。
流れ星を見ちゃったり。
うちのサークルにしてはめずらしく、若者っぽい夏のバカンスチックなことして、楽しかったよ。
やっぱりサークル大好きだ、あたし。


で、帰ってきてみたら。
なんか家族はみんな機嫌悪いし。
そりゃ、原因はあたしなんだろうけど。
母は弟に対する愚痴をあたしに言いまくるし。
ということは、どこかであたしもこういう風に言われてるんでしょうね。
はぁ。やだやだ。
何か、たぶん、今更言うことでもないんだけど。
どうしてうちの親はあたしが楽しかったことを話すと不機嫌になるんだろう。
こんなことした、あんなことした、楽しかった、おもしろかった、って言っても返ってくる反応は「ふーん」で。
挙句の果てに「あんまり遊んでばっかりいるんじゃないわよ」って。
はぁ?あたし遊んでませんよ、最近。
たしかに週末に行った合宿でははっちゃけてきたけど、それまでの平日はずっと勉強してたわよ。
別に夏休みだからってどこかに旅行に行く予定もないし、お金を使うわけでもないから、合宿行って楽しむくらい罰当たらないと思うんですけど。
普通、子どもが楽しかったとかいう話をしたら「よかったね」っていうのが親の反応じゃないのかしら。
こういうところはほんと毎回人間としてどうかと。
幼児体験でトラウマになってることをやつらは知らないのね。
あたしも大概諦めればいいだけの話なんですけど。
今更もう望むようになんて扱ってもらえないのはわかりきったことだし。
でも、ついつい楽しかったことや嬉しかったことがあると興奮して、会う人会う人に語りたくなるんだよね。
もうやめればいいのに。
落ち込むだけなんだから。
まだまだ子どもだなぁ。


あんまり興味はないけど、必要に駆られて教育学系の授業をとってみると、なんか切なくなる。特に教育心理学系と教育カウンセリング系。
あたしも、ちゃんと、そういうマインドの許に育てられたかったなぁ。
保護者にやらせるシュミレーションみたいなの、授業でやったとき、感想カードに「ぜひうちの親にやらせたいです」って書いちゃったよ。

現代の軟弱な親から比べればいい親(というか親らしい親)なんだと思う。
でも、子どもの気持ちのわかる親じゃないな。
子どものためを思ってる親ではあるけれども。


やはり子どもは産まない。
それは自分自身のとても個人的なエゴもあるけど。
あたしみたいな子どもの面倒なんか見たくないし。
子どもにあたしみたいな思いをさせたくない。


早く自分の人生を終わらせたいと思う。
もう、飽きたよ。
だから、子どもが欲しいと思ったこともあった。
子どもを産めば、自分の、自分だけの人生は終わりだから。
そこから先は子どものための人生だから。


でも、産んじゃだめだ。
あたしは子どもを不幸にしかしない。
それくらいわかる。
だから教師にもなっちゃだめだ。
ちょっとなってもいいかな、って思ったけど。


あたしは何も産まないし。
産めないし。
何も残せない。
ただの60億分の1の砂の粒として、土になるだけだ。


天上旋律 |前略プロフィールゲストブック永久少女天然色夢絵巻kitchen & closetMAIL

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