青春の思ひで。

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2004年10月12日(火) 半年振りの学生証。

ずっとなくしたと思っていた学生証を見つけました。
もういい加減、今使っている鞄は春夏っぽいから、秋冬用の鞄にシフトしようと思って、秋冬用の鞄の、昨シーズンのままになっている中身を整理しようとしたその時に。
ぴらりと。
……こんなところにあったのか。
いつも収納する場所を決めていたのに何故なくなったのか、不思議で不思議でたまらなかったのだけれど。
よかった。後半年なのに、再発行とかいうめんどくさい手間を踏まずにすんで(そして踏まなくて)。
半年、見当たらなかったから時々困ったことになっていたのよね。
ちょうど半年前に免許を取ったから、学校以外の場所での身分証明はそれを使えたからよかったんだけど、学内はね。
この前も成績表を受け取る際に、学生証が必要だったけど、持ってないので「忘れた」って言って、図書館利用カードで代替してもらおうと思ったら、事務のおねいさんがこっわい声で「ほんとに忘れたんですよね?なくしたんじゃないですよね?」と聞くので、反射的に「はい、家にはあります」とか言っちゃって、どうしようそろそろいい加減再発行の申請をせねばと思っていたのに、とか危機感を感じたりした後で。あぁ、よかった。
……ていうか免許の写真は今までの写真の中で1、2を争うぶさいく写真なので、できるだけ免許は使いたくない。
……ていうか、秋冬用のあの鞄に学生証が入っていたことを考えると、免許合宿のときが最後か、学生証使ったの。

うちの学生証は紙です。プラスチックカードじゃありません。紙です。この時代に。
普通の画用紙程度の厚さの、紙。ので、学務課には、セルフのラミネート加工の道具があるのだけれど、あたしはそれに失敗して、紙の部分と、プラスチックのカバー部分が乖離してぴらぴらになっていてずっとどうしようかと思っていたのだけれど、普通に考えて、糊で張り合わせちゃえばいいだけのことだった。
何で1年間も気付かなかったんだろ。
とゆーわけで、半年振りに手にする学生証を補修。

しかし、これもひどい写真だ。
写真写り以前の問題。
写真撮るのに、よくこんなぼさぼさの髪で。よくこんなしわくちゃのブラウスで。鬱。
化粧はしているけど、ピンクの口紅はあんまりはっきりしなくてよくないし。
よくこんなのを、実習書類やら、部屋の契約書類やらに使ったよ。ちょうど時期的にいろんな書類を出さなきゃいけなかったから、この写真はかなり使った、はず。鬱。

それに比べるとこの前の写真(写真日記参照)は、髪も服も乱れてないし、口唇の色も健康的に見えて、そこそこの写りじゃないかと思って、見比べてみた。
……顔の輪郭変わってるし。
約2年前の顔の輪郭は、四角くて嫌だったけれど、今の輪郭もどうだろう。なんか貧相な感じ。

やっぱ痩せてきているのかな。背が低いから太ったらやばいと思っていたけど(確か2年前は一番太ってた時期だ)、痩せすぎてもあまり美しくない。というか、常に顔の輪郭が気に入らない。鬱。


あんまり鬱、鬱言ってたら、「ほんとに鬱のひと」に「軽々しく言うな」と怒られた苦い思い出が。


半年振りの学生証には色々な思いが去来しますね(ひとごとのよーに)。
証明写真と言えば、金髪のときに撮った写真はどうしよう。年月も経っている上に、金髪。さっぱり使い道がない。前のバイト先の従業員カードとスカイメイトという今は両方とも意味のないものにしか使ってない。バイトの面接でも使うのは躊躇われるよな。。。


ノルマの穴埋めは諦めて、とりあえず出来る限りのことをしようと。
もちろん一日のノルマは心の片隅において。
時々、集中力がぷつんと切れちゃって困ったちゃんなんだけどね。

ジェンダー論。
思想の歴史的な流れの結末が「ジェンダーがセックスを決定する」というところにはものすごい違和感を感じた。
だって、セックスはセックスじゃん。
ただし、「セックスがジェンダーを決定する」わけではないことは確かだと思うけど。
生れ落ちたそのときは、セックスよりもジェンダーが強いかもしれない。
第二次性徴を遂げていないから。男性なり女性なりの性的機能を使える動物ではないから。
でも、成長してしまえば、多くのひとはセックスに抗えない。
ジェンダーからは不可避である、という理論がなされていたけれど、セックスからも逃げることは困難だ。
それとも、セックスから逃げるという選択を取らないことが、セックスよりもジェンダーが上位に考えられている理由だと言うのか。
ジェンダーとセックスに縦の関係があるのではなく、相関関係だと思うけどなぁ。

家族論。
近代家族は趣味的なものである、という下りは笑った。
論理的に突き詰めていけば、そうなるなぁ。納得できる論だった。
そういえば、うちの大学には家族論では高名な教授がいるけど、彼が昔、講義で言ってたことがおもしろかった。
「『先生、うちの息子ったら卒業しても家業を継がないって言ってるんですよ。だから、私、言ってやったんです。あんた、先生のところで家族について勉強してるんでしょ!だったら、もっと家族大切にしなさいよ!って』と仰った学生のお母さんがいらっしゃるんですけどねぇ。いやー、『私の研究は家族なんて幻想であるといったものなんですよ』とは言えませんけどねー」
社会学から見れば、近代家族は幻想だし、趣味。社会学は見たくもないことを見なければならない学問である、というのがこの先生の口癖だったな。
そんな先生はたぶん娘を溺愛してそうだから、先生自身、学問と家族の狭間でいつも苦しい思いをしているんだろうなぁ。


キングオブブックもぼちぼち読んでいたり。
1章を読んで、最後の2章を読むという順不同な感じで。
でも、最後のほうに社会学理論だの調査研究方法だの、基礎的なことがあったから、そちらを先に押さえとく方がいいかと思って。


そういえば、明日はゼミの日。
週に1度くらいゼミがある方が、生活に活力が出る感じ。
はぁ。でも、先週のゼミで先生に「勉強してる?」って聞かれたけれど。
……いや、もう、無理。ほんと受かる気がさっぱりしない。
落ちたらどうしようかな。やっぱ強制送還かなぁ。


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