酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2002年10月04日(金) なつこ、孤島に囚われ。

 大好きな西澤保彦さんのよくも悪くも様々な反響を受けたであろうこの一冊(笑)。西澤先生が、師匠と慕われている森奈津子さんを実名モデルにして書かれた架空の(当たり前だ)孤島もの! アハハ。
 私は、こういう物語は気楽にガハハと楽しめばいいな、と思っています。孤島に囚われた奈津子が、自分のいる島を<百合島>、向かい側の男性の姿が見える島を<アニキ島>と名づけちゃうなんて、お茶目で大好きだけどなぁv 
 全ての人におすすめとは言いがたい物語でありますが(あぁ、西澤先生ごめんなさい)、気軽に楽しめる奇想天外な孤島密室でございます。

『なつこ、孤島に囚われ。』 2000.1.1. 西澤保彦 詳伝社文庫



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