酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2002年10月05日(土) ぶたぶた

 今や、空前のぶたぶたさんブーム到来! 矢崎存美さんの‘ぶたぶたシリーズ’は、心温まる物語です。ぬいぐるみのぶたさんが(モンスイユの製品ショコラがモデル)、人間? ・・・これは読んで頂かないと理解不能でしょう。山崎ぶたぶたさんに出会う人はなにか暖かな幸せをもらえるのです。私もどこかでぶたぶたさんに会えないかなぁ。タクシーの運ちゃんがぶたぶたさんだったら延々と夜中を走ってもらいたいなぁ。いろんなことを話しながら。
 矢崎存美さんが、ゲリラ撮影をされると言うことで、私も今年岡山に遊びにやってきた某ひろただくんと撮影会をやってみました。これがむちゃくちゃ面白い! 人々の奇異の視線を浴びながらの撮影はもはやカ・イ・カ・ン(古いか)。某矢崎先生もご存知のカメラマンひろただは様々な場所で撮影に励むのでありました。アハハ。私が参加できたのは、岡山編・明治村編・都庁編であります。そして最近では、新しいぶたぶたさんカメラーを発見。日本に広がるぶたぶたの輪っ。
 『ぶたぶた』の中で、私が一番好きなお話は、「銀色のプール」。少年が家出してぶたぶたさんのところへ転がり込むのですが、泣けます。よすぎて。
 ぬいぐるみが人間!?と言う場面での人々の心の叫びが微笑ましくて笑えます。心が疲れたときに、騙されたと思って読んでみてください。
 私の部屋には、元祖ひろただモデルのぶたぶたさんと、かわゆいチビぶたぶたが抱き合って飾られています。

『ぶたぶた』 1998.8. 矢崎存美 廣済堂出版 



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