酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2002年10月09日(水) それでも警官は微笑う

 第25回メフィスト賞作品。メフィスト賞では珍しい(ハッ、私が知らないだけかもしてない)ハードカバー。女性が描いた警察小説です。
 無骨なデカ(出世できない)武本正純と、武本が未知の生物と思っている年下のおぼっちゃまくん上司潮崎哲夫警部補。このふたりが事件を追ううちにほのぼのと心を通わせていく過程がとてもよいですv 意外に繊細でいちいち傷つく武本は笑いを誘います。笑っては可哀想なんですけどね。

『それでも警官は微笑う』 2002.6.20. 日明恩 講談社



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