酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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| 2005年10月30日(日) |
『記憶の食卓』 牧野修 |
名簿屋に勤める折原は、持ち込まれた名簿に薄っぺらい冊子を見つける。ぱらぱらとページをめくった折原は、そこに自分の情報が載せられていることに気づき愕然とする。いったいいつ自分の情報は盗まれたのか。自分を含めたたった14人の名簿を調べてみると、トンデモない事実にぶち当たり・・・!?
牧野修さんで、ホラー+食卓=・・・答えはアレしかないですよね(にたり)v 大石圭さんの『死人を恋う』でネクロフィリアものを読み、すぐあとに牧野修さんのこのほにゃららを読み、さすがの私もうぐぐ〜となりました。ちょっとだけ(笑)。個人情報漏洩から、こんな展開が待っているとは全く想像できなかったです。贅沢な進めかたじゃないのかしら。ふたつの物語の融合だし。 もう既にバレバレかと思う(笑)この物語のテーマについては、アンデスの正餐に見られるように、人間の根源に関わることなのだと思うのです。だからトテモ興味深いのです。さすがにこの物語のような積極的に食してみたい(orされてみたい)とは思いませんケレドモ、自分が生きるか死ぬかの状況に追い込まれたとしたら、いったい私はどうするのでしょう(謎)・・・
『記憶の食卓』 2005.9.30. 牧野修 角川書店
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