酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2005年11月26日(土) 『凸凹デイズ』 山本幸久

 凪海は凹組というデザイン会社で働いている。先輩は大滝と黒川という変人ふたりっきり。慈極園(遊園地)リニューアルプランのコンペで凪海のキャラクターが採用されたことから、なんとかかんとかうまくやってきていた3人に変化が。火に油を注ぐような、ふたりの先輩のモト仲間の女・醐宮の存在・・・

 この小説はタイトルがずっと気にかかっていたので読んでみました。なにがどうしたと言うでもないのでケレドモ、ことのほか良かったのですよね。登場人物がいいからかしら。言葉が好みだからかしら。小さなデザイン会社の奮闘ぶりにもエールを送りたくなってしまうし・・・。たぶん凪海の先輩ふたり+天敵女の凸凹な3人への憧れとも言うべき複雑な気持ちがトテモよくわかったから好きになったのかもしれないわー。なかなかよい物語だと気に入ってしまいました。

『凸凹デイズ』 2005.10.30. 山本幸久 文藝春秋



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