母が旅先で昏睡状態になってしまった。時子は母・排島暎子が『あれ』と闘ったのだと思う。ひとりきりになった時子が辿り付く真実とは・・・ 『光の帝国』の「オセロ・ゲーム」で母を助け、能力に目覚めた時子の闘いが描かれます。行方不明になった父、意識が戻らない母。たったひとりで闘う時子が恩田陸ならではのキャラクターで嬉しくなってしまう。こういう広がりを見せ、こういう畳み方をするナンテ、陸ちゃんってばヤッパ怖いほどに素晴らしい。はぁ。 なんと人の心は不思議なのだろう。『エンド・ゲーム 常野物語』 2006.1.10. 恩田陸 集英社