酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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| 2006年02月04日(土) |
『グイン・サーガ』86〜90 |
アムネリスは後悔と孤独のうちにイシュトヴァーンの子を出産し、ドリアン(=悪魔の子)と命名し、自害。会いたくて会いたくてたまらなかった豹頭のグインにやっと巡り合えたナリスは、その美しく気高い人生を・・・。ナリスが本当にいなくなり、悲しみと喪失感に包まれるリンダ、ヴァレリウス、イシュトヴァーン・・・さまざまな人間に影響を与えた大きなが消えたのだ。しかし、パロはレムスの子アモンの登場で危機に瀕している。生きている者たちはそれぞれの矜持とともに新たな闘いに臨んで行く・・・。
うわー、参ったなぁ。この自分的サーガあらすじを書いてるだけで鳥肌が立ち、涙が出てきちゃった。87巻の『ヤーンの時の時』は、おそらく新米グインファンの私にとって記念碑となりましょう。活字中毒人生も長いケレドモ、ここまで嗚咽して身が震えて、本当に親しい人を失った想いをしましたもの。そしてそのことに誰より自分が驚いたのでした。誰がなんと言おうと栗本薫はスゴイし、その豊かな才能を讃えます。この物語をありがとうございます。 さて、今回の5冊で主要人物がふたりも欠けてしまい、ある意味いきなりの大盤振る舞いだなぁとあきれてしまいました。でもちゃーんと新しい種が発芽しているあたりウマイですなぁ、栗本薫。まだ断定は怖いのでしませんが、アモンはけっこう好きになる気がします。あんな美しい極悪さって好きだから。この壮大な大河ドラマの中で多くの登場人物がいて、どうでもいい存在だった魔道師ヴァレリウスを好きになっちゃったのにも驚いています。こういう自分の変化も楽しい。好きな人はどうあってもナリス様。タイプなのはスカール様とカメロン船長。どうしようもないけれど憎めないのは淫魔ユリウス。女性ではやはりリギアとオクタヴィアが好きですね。凛々しく美しいから。その反対でマリウスにはイライラしてしまう(苦笑)。いるのよね、こういう身勝手で自分さえよければいい奴。また自分じゃ気づかずすき放題やっちゃって、後になってワーワー反省するものだから性質が悪い。今のところ受け付けないのはマリウスとレムス。学習能力がなさすぎ。そういう点ではシルヴィアちゃんも似たとこかしらねぇ。うーん(困)x
『グイン・サーガ86 運命の糸車』 『グイン・サーガ87 ヤーンの時の時』 『グイン・サーガ88 星の葬送』 『グイン・サーガ89 夢魔の王子』 『グイン・サーガ90 恐怖の霧』
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