酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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| 2006年04月15日(土) |
『【猿若町捕物帳】にわか大根』 近藤史恵 |
南町奉行所同心・玉島千蔭は女ゴコロにゃ疎いケレドモ、捜査の腕は天下一品v 若いおしかけ女房がやって来たり、人気役者が大根役者になりさがったり、怪しい錦絵師が登場したり、今回もなかなか賑やかながら千蔭はじっくり物事の本質を見極めて・・・
近藤史恵さんの時代劇ミステリー「猿若町捕物帳」シリーズの最新作です。堅物の千蔭さんにイライラさせられつつ、こういうタイプって今はいないかも・・・と新鮮に惚れ惚れしてしまうと言う粋な構図が浮き上がります。何事にもお手軽なコノ世の中、千蔭さんみたいな人がいたらいいのになぁ、と。心にチクリと刺が刺さったり、ほっこり身体の芯から暖かくなったり近藤史恵マジック健在ですv
あの人は馬鹿みたいに優しいから、持てないものまで抱え込む。
『【猿若町捕物帳】にわか大根』 2006.3.25. 近藤史恵 光文社
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