酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2006年05月23日(火) 『エンジェル・ウィスパー』 山科千晶

 弓削鷹次の兄・森道は2年前に事故死した。見ず知らずの女性を助けた結果だったため、鷹次たちはマスコミに追われた。その後、山梨と長野の県境の遠見に転居。東京に未練は無かった。そして今度ハ弟の純也が消えた。もう兄弟を失いたくない純也を求めて奔走する鷹次が遭遇する意外な不思議な人々とは・・・?

 分厚い本を手にする時、軽く興奮します。果たしてコノ分厚さを読みきるだけの魅力がコノ中に詰まっているのだろうか、と。だから合わない時にはさっさと手を引きます。合わないものはどうしたって合わないし、時間がもったいないから。もしかしたらまたいつか遠い未来で合うこともあるかもしれないと思いながら。なので今回のようにドキドキ感を最後まで継続させてくれる物語って偉大。SFミステリーになるのかしら。若さが清々しくて切なくて真っ直ぐで胸がキュンキュンしました。若い人たちに是非読んで欲しいなぁ。

『エンジェル・ウィスパー』 2006.4.30. 山科千晶 メディアワークス



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