酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2006年05月29日(月) 『パズル・パレス』 ダン・ブラウン

 テロ対策としてあらゆる通信を傍受&解読できるNSAのコンピューター《トランスレータ》は国家機密だった。一般市民の通信も監視してしまうことに疑問を感じた元・暗号解読員がトランスレータに壮大な罠を仕掛けてくる。それが成功するとアメリカはとんでもない事態になってしまう・・・

 今、世界中で最も注目されている作家ダン・ブラウンの10年前の処女作です。パソコンについて詳しくないせいなのか、10年前のコンピューター事情でも色褪せることなく楽しんで読めました。むしろ私的には10年前でもなかなか難しい世界だったくらいです(苦笑)。ダン・ブラウンがすごいなぁと感じるのはフィクションだろうけれども、そのフィクションの中にかなりのパーセンテージで真実が含まれているのではないのか?と思わせるところだと思います。この物語に登場するスーパーコンピューターの存在もひょっとしたらアメリカが保持しているんじゃなかろうか。テロ防止のために一般市民のプライベートまで丸裸、それってどちらをどう重視すべきなのでしょうね。なんだか難しい問題すぎるなぁと思いました。10年前の物語なのに。今はもっとスゴイことに・・・? 怖すぎます。

『パズル・パレス』 2006.4.5. ダン・ブラウン 角川書店



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