酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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| 2006年07月05日(水) |
DVD『探偵事務所5 〜5ナンバーで呼ばれる探偵』FileB |
「探偵522 〜失楽園〜」 新人探偵591のカイン美容整形外科報告書を読んだ522は詳細を聞きに591の部屋を訪ねる。591は失踪事件は解決できたものの、カイン美容整形外科の後ろ暗い犯罪を個人的に憤り密かに追いかけていた。カイン美容整形外科の手術により植物状態となった少女の姿を写した写真を見て522は顔色を変え、怒り出す。浮気調査専門の522は特例としてカイン美容整形外科を追いかけることを許可されていた。591は522と共にカインの院長である阿部の正体を暴こうと奔走するのだが・・・!?
軸となる事件がFileAとFileBの表裏となっている構成で二つの物語がひとつの事件にリンクする。この作り方はウマイですねぇ。「キレイになりたい 」と言う女たちの願望を餌にあくどい商売を続ける美容整形。ありそうでトッテモ怖い内容でした。カイン美容整形外科の院長の阿部は日本の制度の隙間を縫い内科医なのに美容整形の病院を経営。そして狂った美貌の天才整形外科医の偏執的な美に対する執念。この二人の精神のぶれが物語をおどろおどろしいものにしあげていました。でもBGMのテンポのよさや物語の展開はスタイリッシュ。なのでものすごく不思議な独特の世界が生まれています。阿部の正体についてもサプライズがある上に最後に謎を積み残すという放置プレイ的快感。物語は終らない。そういう作り方に身悶えするほどでありました。林海象さんにロックオン!
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