酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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| 2006年07月23日(日) |
『少年陰陽師 窮奇編』 結城光流 |
希代の陰陽師・安倍晴明の孫の昌浩は13歳。晴明と神将の本性を隠し持つ物の怪もっくんは昌浩の眠れる才能を見抜いていた。半人前の昌浩がナントカかんとか修行に励み、打倒!安倍晴明の精神で日夜頑張っている。そして内裏で事件が起こり、藤原道長の姫・彰子と出会う。彰子は見鬼の力を持つ少女だった・・・。(『異邦の影を探しだせ)』 力を持つ彰子を贄にしてパワーを得ようとする異邦の妖怪・窮奇の影響が彰子の幼馴染・圭子にまで及んでしまう。貴船神社で丑の刻参りをする圭子。まだまだ半人前ながら彰子の願いを聞き入れて圭子を助けようとする昌浩ともっくん。そんなふたり(?)を冷ややかに見守る安倍晴明の配下にある十二神将のひとり清龍。清龍はもっくんの本性である紅蓮(騰蛇)を晴明が死にかけたある事件から許せずにいた・・・。(『闇の呪縛を打ち砕け』) 彰子は自分の願いのせいで傷ついた昌浩を想い、周囲の異変を訴えられずにいた。そんな彰子に会いに来た昌浩は、貴船で見た蛍の美しさを語り、次の夏に一緒に見に行こうと約束をする。心がよりそう二人。しかし、彰子に入内の話が舞い込み、動揺した彰子は彰子を付け狙う窮奇につけこまれてしまう・・・。妖しに囚われた彰子を昌浩は助け出す事が出来るのか。ふたりのささやかな約束は叶うのか・・・!?(『鏡の檻をつき破れ』
マイブームでライトノベルを読んでいます。その中で見つけた作家さんが前田栄さんと結城光流さんのおふたりであります。ライトノベルとあなどるなかれ。このおふたりは本当に力をお持ちだなぁと読んでいて感心してしまいます。そしてライトノベルの魅力は表紙や中身に登場するイラストですねv 文章以前に視力に訴えかけるイラストに魅力を感じないとまず手に取る事はありえません。そこにいくとこのおふたりの物語にマッチしたイラストは激しく魅力的なのであります。 少年陰陽師は安倍晴明の孫の成長物語のようです。昌浩を影に日向に見守り助ける物の怪もっくんと爺様の安倍晴明がすごーく素敵。また昌浩ってばおちょくり甲斐があって(大笑)可愛くて〜めろめろ。こういう切り口で陰陽師を物語に創り上げている結城光流さんの才能を大絶賛なのであります。オススメv
こそりと、緊張した硬い声が昌浩の耳に届いた。 「ぬかるなよ、晴明の孫」 ぶちっ。 頭のどこかで何かが切れた音がする。反射的に昌浩は怒鳴り返した。 「孫、言うなっ!」
『少年陰陽師 異邦の影を探しだせ』 結城光流 角川ビーンズ文庫 『少年陰陽師 闇の呪縛を打ち砕け』 結城光流 角川ビーンズ文庫 『少年陰陽師 鏡の檻をつき破れ』 結城光流 角川ビーンズ文庫
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