酔陽亭 酩酊本処 いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。 DiaryINDEX|past|will
※内容に触れますのでご注意ください。リメイク作品をふたつ見ました。『ポセイドン』と『DAWN OF THE DEAD』です。リメイクすると言うことはリメイクするほどの価値(面白さ)が保証されていると思っています。だから前に観ていても抵抗なく観ますね。『ポセイドン』は豪華客船ポセイドン号沈没もので2作品を観ています。今回の一番新しい『ポセイドン』はうまいこと現代的にしあがっていました。自分が生きるために緊急避難で人を蹴り落とす瞬間はなんとも言えない砂を噛む思いで、自分ならどうするんだろうと。蹴り落とすのか共に墜落するのか。うーん(悩)。好きな映画のひとつに『アメリカン・グラフティ』があるのですが、その主人公役のリチャード・ドレイファスがお爺さんになっちゃってて悲しかった〜。老いるって残酷だわ。『DAWN OF THE DEAD』は、おそらく『ゾンビ』のリメイクだと思いますが観ていません。ホラー好きなのですが、あんあふうにゾンビうようよみたいなのって今ひとつ触手が・・・。なんとなく借りてみたのですが、これがまぁ面白いこと。すっごい映像と編集がうまかったです。ホラー嫌いでない方は是非どうぞ。なぜかと言うとラストあたりで泣けるのですよ。ホロリ。ゾンビ化しないで人間のまま残った人たちの文字通り命を賭けた脱出ものなのですが、イヤな奴が最後の最期に・・・ホロリ。こういうサバイバルものって言うのは人間性を浮き彫りにしますものね。自分ならどうだろうってそればかり考えながら観てしまいます。ゾンビくんたちが死んで甦って人の心を持たないことが救いです。あれに知性や知能があったら手におえないし、殺す(や、もう死んでいるのですケレドモ)に抵抗があるだろうし。大ラスのエンディングの映像は秀逸。掬っておいてザブンと捨てる。見事なんです。秀逸ホラーを久々に観ることができました。 |