極タマ語
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2003年07月09日(水) 親子鑑賞会(メモ) 長すぎーるので要推敲

先日のお買い物メモから一つ脱落。
【一郎ちゃんが行く。VHS】
ビデオデッキの不調も気にせず無理矢理視聴。晩御飯を終え、母親が寛ぎだした頃を狙ってビデオを再生。中盤には母親も興味を持ち、二人揃って見ることに。

大満足!とまでは言い難いので、満足。中古品で安く入手出来たのも加算。佐々木蔵之介氏目当ての購入だが、主演の枡毅氏にも魅了。枡毅氏は最近だと【ショムニ】の社長役やサンウェーブのCM等の厳格な風貌とコミカルな役柄しか知らず。この作品も登場時は朗々と響き渡る美声での威風堂々たる登場。しかし、自宅に戻った場面で燕尾服着用のまま
「母ちゃん、お茶漬け作ってーなー。ぶぶ漬け作ってーな。」
に大笑い。江戸っ子ならチャキチャキだ。大阪弁の場合は・・・・浪速っ子?渋くキメる演技と崩したコミカルな役しか見た事が無かったので、まくし立てる演技が新鮮。関西弁大好きなのでこの路線ももっと見てみたい。・・・(下書き)

蔵之介氏の役所は、天皇の隠し子とされる高瀬宮。人々の噂では何度も名前が挙がるのに姿は見えず。いつ登場するのかと待ち構えてしまう。パンフレットの写真がアンニュイかつ耽美で「こらー、美しいわー(関西弁)」と漏らしていただけに期待大。
感想は・・・・顔筋が発達してる方だと。小学生番長:豪天寺ヨシオとか気のいい関西ニイチャンとか嫌味なボンボンと同じ人には見えない、聴こえない。声は清々しく澄んだ瞳と常に微笑を湛えたその姿。役者ってオモシロイなあ。
女性に膝枕して貰って甘える場面では本当にお子様に見えた。
すみません、ちょっと可愛いと思いました。女性の胸に顔を埋めたり、両手で顔を隠していじけて泣いたり、膝枕して貰いながら彼女の親指をチュパチュパ吸ったりと、観てるのはかなり恥ずかしいですが。いや、そういうシーンが有る事は知ってたんだが、いやはや。宮の孤独を告白する悲しいシーンでもあったのに思考回路が一瞬飛びました。

まあ。それはさておき。

大きい動きこそないものの、台詞の応酬が面白く言葉が舞台上で踊っていた。
枡氏と佐々木氏が二人で掛け合いをするシーンなど早すぎて何が何だか。置いて行かれる一歩手前でツッコミが入るのは面白い。しかしカツゼツの良い事、良い事。でも生で観ないとあの迫力は8掛けかな。

わかぎゑふ氏、舞台上では初めて。少年役だったけれど、声が山田花子姐さんに似ていたなあ。少年らしくて可愛かった。

とにかく豪華キャストで。ビデオでもその共演を楽しめるのが嬉しい。
関西劇団っていいなあ。

蔵之介氏が可愛かったという私に対してあからさまに眉を潜める母。
そろそろ放置して下さい。


ミミオ |MAIL

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