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■ 清里→富山
朝、ふだんの時間に起きると、EさんとYさんが朝の散歩に出かけるところだった。誘われるも、今日の長距離運転を考え、二度寝を選ぶ。 ゆっくりした朝。
今日行ったところ。 清泉寮。ソフトクリームを食べ、記念館を見、一休みして八ヶ岳の水を飲み、お土産を買う。 清里北澤美術館。アールヌーボーのガラスを見る。ある種のモチーフは充分に東洋的であるかも知れないけれど、これはヨーロッパの人の仕事なのだ、というようなことをYさんと話し合う。色彩と質感について。日本人はガラスにもっと透明感(こんな単純化された言葉で雑だけれど)を求めているのではないか。北澤に収められたガラス作品も、繊細ではあるが、透明感というのとはちょっと違う気がする。同時に、ほとんど彫刻だ。カメオのような。 清里現代美術館。別荘のすぐ近く。個人のコレクターがやっている。大学生の時に知って以来、ずっと来たいと思っていた。念願叶う。オーナーは癖があるし、この手の作品にアレルギーがある人もいるだろうけれど、現代美術ないし音楽に興味がある人にはとても楽しいと思う。所蔵作品は確かに面白い。まるで歴史的資料に遭遇したみたいに興奮した。私は。
その仕事の切り口にひかれる先輩が何人かいるのだけれど、仕事や勉強の面だけでなく、美術や音楽の興味や関心も共通する点があると知った。再確認した、と言うべきか。偶然かも知れないけれど。そういう人と一緒に美術館を廻ることが出来てとても嬉しかった。 午後、先生ご夫妻およびハオとお別れ。東京組の女性2人とEさんをお乗せして、松本へ。もりだくさんでした、楽しかったです、とお別れの挨拶。そういえば勉強もしたのだったな、と思い出しました、と。勉強は数時間だけのことではないのだった。 また皆さんとお話ししたい。何気ないことが、いかに貴重な時間であることか。そう思えるようになった。
行きとほぼ同じルートで、富山には20時頃到着。 交通事故は自宅近くで起こるという統計があるそうだが、なるほどそうなのだろうと思った。知らない場所を走っている時は、地形もわからないから緊張しているが、なまじ知っているとそこまで緊張はしない。いいのかわるいのか、ということだ。
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金沢から帰ってきたりー氏が、サンドウィッチのお土産を買ってきてくれたので、夕食に食べる。 りー氏には現代美術館でコスースのポストカードを買ってきた。のに放ったらかしだ。いらんのやな。取り返そーっと。
そういえば旅の間は、ポストカードを書く時間も、携帯メールの返事を書く時間もなかった。帰宅してから遅ればせながらのメールをT嬢とO嬢とK嬢に送る。それから無事到着メールをCさんに。
ところでりー氏は、花火大会の日にT嬢とバッタリ会って(だから昨日のようなメールが来たのだが。笑)、のいの写真(先日来訪時に撮影)をもらってきたらしい。改めて見ると数週間のことなのにまだ小さくて、毛がホワホワしている。顔も大きく感じる(まだ身体が小さい)。うるっと来るりー氏。 花火大会の日、昔の富山市の地図をプリントアウトしたTシャツ(自家製)を着ていたら、M氏には大受けするも、N嬢にはキモチ悪いと言われたらしい。 だからTPOは選んだ方がいいんだってば(笑)。 # ある種実にTPOに叶っているとも言えるのだが。
2002年08月02日(金)
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