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■ 蕎麦屋にて
蕎麦が好きだ。
昨日の昼は芦原温泉で越前蕎麦を食べた。 お昼どうする? 「丹生庵(にうあん)にでも行くか」 というわけで、かつて廻船問屋が並んだ街、東岩瀬に行く。 せいろそば、りー氏は細打ち、私は平打ちをたのむ(昨日の蕎麦は細めだったので)。古い蔵を改装した店内の、カウンターに座って茹で上がりを待つ。お店の人たち(ご主人とスタッフの女性2人)のむだのない動線を見る。 庭先に、やまばとやすずめがやってきて、何かをついばんでいる。 「皿、置いてある」 どこどこ? と言っていると、カウンターの中のご主人に、蕎麦を打った時の粉を入れてやっていると教えられた。時々米もまじっている、あと売れ残った時には蕎麦も、と。お休みの日など、その日のぶんがなくなったら、遅くない昼にもう店じまいになることもある。ずいぶん贅沢だ。
F君と3人で来ていらいだけど、ここの蕎麦は、すっきりしていて、美味しくて、食べた後にしゃきっとした気持になって、好きだ。もう心持ちとろりとしていてもいいかも、という蕎麦湯も、さらっと加減が却って作っていない感じで、蕎麦っ切りぽくっていいと思う(なんて、とろっとしたのもそれはそれで好きなんですが)。
2005年05月22日(日)
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