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みんみん



 いいこともあれば

そうでないこともある。
逆もまた。

そりゃ、お金もらっとるがだから、こっちがぐっと我慢せんならんこともあるよ(訳:それは、お金をもらっているのだから、こっちがぐっと我慢しなくてはならないこともあるよ)、
と母は言った。
あ、りー氏は「せんでもいい(訳:しなくてもよい)」と即答しましたが。ちなみに。

菊地成孔の新譜を(やっと)買って、夜の車の中で聴いた。
バカラック(好きだ)の“The Look of Love”のカバー、改めて聴いたら、やっぱりいい曲で」と言うべきかも知れないが、それだけではなく、そうではなく、また別の良さがあった。
インストゥルメンタルバーションしか聴いたことがなくて、歌が入っていることもまた新鮮だったのだけれど、そういえば訳詞が載っていたなと思って、リーフレットを開いてみた。
そうかこんな歌だったのか。遅いが、初めて知って、本当に打ちのめされた。いやー。
元の歌詞の切り取り方に膝を打っているのに、訳はまた、それだけではなく、そうではなく、別の素晴らしさ(よりねっとり、品がありそうに見えるという意味において下品なのかも)。

映画「恋は五・七・五」、俳句の面白さがよく伝わって面白かった。あるいは高校生モノとしても。
本来遊びであるはずのものなのに、どーして捉える段になるとあんまり楽しくないとか、いやどうかするとちょっとヤな感じにすらなってしまうのか(そんなこと言っていいのか)、などと考える。
いいなあ!松山の人たち、こんな楽しい映画を作ってもらって。郷土が誇るべき強力プロモーション映画だ。見終わって私はまんまと松山に行きたくなってしまった。四国には行ったことがない。
帰宅するなり、松山に行きたいー、と言ったら、
「松山ねえ」(まんざらでもない)
という返事が返ってきた。

2005年05月18日(水)
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