川の流れのように。それは、只当たり前のように、右から左へ、退屈な毎日。人から石を投げられても、それを川底に包み込み只、少しだけ水かさを上げる。そして、ずっと、ずっと我慢して、いつの日か、堤防は壊れる・・・。人に触られても、その人の指の周りをうまい具合に潜り抜け、今日も、右から左へ。人に石を投げられても、それを包み込み、明日も、右から左へ何をされたって、右から左へ。(本文一部省略・変更)