道ばたに落ちてた宝石を、僕は大切にしまった…。それから、幾度の夜を越え僕は今、あの場所に立っている。そう、宝石を拾ったあの場所に…。僕は、傷ついた宝石をそっと道ばたに置いた…。そして僕は歩き出す。振り向くことなく。あの宝石が、また輝くことを信じて…。