こないだ玉子がまたトラブルを起こした。
授業中は大概イライラしてるのだけど その日は特別機嫌が悪かった。
休み時間も友達と遊ばすフテくされていたのだが、 そんな虫の居所の悪いところへ、 ある男の子が玉子の机とその隣の机を手で支えにして ブーランブラーンやってきた。
玉子は2回「触らんといて」と言ったが ちゃんと伝わってたのか分からない。 その子はやめなかった。
それで怒ってその子を押した。 その子は尻餅ついたか何かで突き指してしまったのだ。
実は、同じ子と6月頃もトラブルのあって・・・ 相手のお母さんが相当怒ってて、電話して謝ったのだけど 私は鬱寸前まで凹んだ。毎日毎日泣いていた。
その子はおとなしくて結構やられやすい子。 けれども玉子はおとなしい子を選らんでやってるわけじゃない。 こないだだって、クラスで一番暴れん坊のみんなが怖がってる子と 殴り合いの大喧嘩して帰ってきた。
強い子とのケンカならケンカだけど 弱い子とのケンカは弱いものいじめになってしまう。 だから弱い子とはケンカしてほしくない。
そのおとなしい子は、 玉子いわく言い方がムカつくらしいのだけど、 単に不器用で空気が読めないタイプだと思う。 それも個性。
玉子には悪いところがいっぱいある。 それを許容してくれるクラスの友達。 玉子も他人の個性を認める優しい人間になってもらいたい。
とにかく、もう私は矢面に立ちたくなくて号泣していた。 母は弱しだよ。いつになっても強くなんてなれないよ。
お姉ちゃんがダンナさんに行ってもらったら?と言う。 それはそうだと思った。いつもいつも私ばっかり。 どれだけ辛くて苦しいか。
コマシに頼んで菓子折り持って謝りに行ってもらった。 さすがコマシ。深くない。
私だったら、行く前にどんな風に話したらいいかな?とか悩んで 帰ってからも、あんなので良かったのかな?とか散々悩むのだけど。
コマシはちゃんと玉子にも謝らせて、障害のこともサラッと話したようだ。 そういう病気で学校と病院と連携を取りながらトレーニングしてるところだと。
私は言うべきは言わないべきか悩んで悩んで 言い訳と思われたくないから言わないだろう。
コマシは、自分の言動に自信を持っていて帰ってからもサッパリしてる。 あーコマシのような性格になりたいよ。羨ましい。 今回ばかりはコマシに頭が上がらずひたすら感謝するばかりであった。
翌日、病院へ行ってコンサータの量を増やしてもらった。 身長も体重も増えたので薬の量が適してないと思われる。
そして、個人懇談では、来年はそのおとなしい子とは 別のクラスにしてほしいとお願いしておいた。 強い子ばかりで固めてくれたらいいのに。
|