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■ 感想が欲しい理由
仕事中に、仕事をしながらふと思い浮かんだのでちょっと書いてみる。 . 私は小説を書いていて、詩を書いていて、でも小説には感想が欲しくて、詩には感想はなくてもいい。 . どうして同じ「書く」作業なのに違うんだろう?と思ったのですがね。 . あれです。 基本的に私、小説を「書く」こと自体を必要としてないのですよ。 . 私にとって本当の欲求というのは、「思いついたシチュエーションだったり台詞だったりキャラクターだったりを誰かに説明する行為」なのです。 . だから、本当だったら「これこれ、このキャラがこうでこうなったの〜」という説明さえ出来てしまえば(私としては)充分なのです。 . でも、小説というからには、それではあんまりでしょう? だから「書く」。 誰が読んでも、私が感じた、考えたことが伝わるように「書き直す」。 その作業が、すごい面倒くさいの。 . 本当なら口頭で説明するだけで十分満たされるはずの行為のために、私は面倒くさい「小説を書く」という作業をやっている。 . だから、見返りに感想が欲しいのです。 . だけど「詩」は。 思いついたときに思いついたまま書き殴っているから、小説で言うところの「口頭で説明する」のと同じレベルの作業だけで公開出来てしまうのです。 . だから、見返りなんかいらない。 ただ公開するだけで満たされる。 . 小説には感想が欲しくて、詩には感想が無くても構わないのは、単に「書く」という作業を労力として感じているかどうかなのかな。 . などとふと思ってみたのでした。 . さ、仕事に戻ろう。
2004年03月12日(金)
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