きまぐれ日記
せいあ



 オレンジデイズ。

おーまいがー。
PC作業に夢中になって、うっかり前半30分見逃してしまいました。
なんてこったい。
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母親からどんな内容だったか説明してもらったんですが、なんなんですか。
なんなんですかサエ母〜!!!
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サエの一番の理解者だと思っていた人物が、最後の最後へ来てサエの自立の最後で最大の難関になるとは思いませんでしたよ。子離れしろ、母。
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本当は、サエは母親を突き放すべきなんだろうと思います。
彼女(母親)は、サエが自立し始めていることに気づいていない。
いつまでも、自分が保護しなければ生活できないと思っている節が見え隠れしています(前回のピアノコンクールのこととかね)
だからきっと、自立への道を歩み始めていた彼女は、確実に自立へと向かっていた彼女は、母親を突き放すべきだったんでしょう。
例え、それまでどれだけ母親に迷惑をかけてきたと思っていても。
それが、彼女に出来る、母親への最大の恩返しだったのではないかと思います。
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そして、こんなとこで出てくるのか小西真奈美!(笑)
びっくりした。ほんとーにびっくりした(笑)
彼女は「まるっきり悪意なしに」櫂とサエの間を引っかき回す天才ですね。
でも相変わらず彼女は櫂の前では「お姉さん」でしかいられなくて、そして対等でいられない二人が続かなかったのは当然のことだったんだなと思いました。
お互い、お互いを本気で好きだと思っていた時期もあったんでしょうが、その時でさえ、もしかしたら二人はお互いを「姉として」「弟として」思慕していただけだったのかもしれません。
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それにしてもやっぱり納得行かないよ。
櫂は、最初からサエに対等だった。
彼女の障害を知っても、同情はしなかった。
彼女が諦めていた音楽への道を再び選択できたのも、きっと櫂がいたからだと思う。
一番酷い(と、彼女は思っていただろうから)時に、何の躊躇いも躊躇もなく、何の偏見さえも抱かず対等でいてくれた櫂の存在は、どれだけサエの支えになったんだろうかと思う。
なのに、それなのに、どうしてサエ母は、そのことを認められないんだろう。
サエがピアノを始めたのだって、明るくなったのだって、音楽の道へ前向きになったのだって、全部、櫂が絡んでいることなのに。
どうして、サエを指導出来る立場だからといって、沢村一樹(役名覚えてないデス。すいません)を選ぶんだろう。
自分の知っている人間しか認めない、ということなんだろうか。
そうだよね。そうすれば、いつまでもサエは「自分の保護下にいる子供」にしておけるもんね。
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でも、サエが櫂とのことを青春の1ページにしようとしたのは、わかる気がします。
もちろん、お母さんのこともあったんでしょう。
でも彼女は、「これから続いていく櫂との未来」が怖かったんではないでしょうか。
櫂が大事だから、本当に本当に大事だから。いつか別れてしまうことが来たら。いつかとんでもない障害が立ちふさがるようなことになったら。
……サエにとって櫂は、壊「れて」しまうくらいなら、壊「して」しまいたいほど大事な存在だったのではないかなと思います。
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元々、派手な言動、派手なパフォーマンスを見せながら、肝心な所では臆病だったサエ。
新しい音楽への道を模索することも、「障害者」としての自分を受け入れることにも、そんな自分を愛してくれる櫂を受け入れることにも臆病だったサエ。
そんな彼女だからこそ、櫂とのことを「自らの手で」終わらせたかったのではないかと思います。
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蛇足。
次回予告では、櫂はサエに「口頭で」話しかけていましたね。ということは、手術は成功したってコトなんですかね。
でもなんだか沢村一樹と結婚するんだ、みたいなことを言っていたような気も。
あぁぁ。この二人は来週どうなってしまうんでしょう。
ここまでハマって見てきたからには「そして二人は別々の道を」なんて結末は見たくありません。
あんなにまで深く絆を結んでいた二人が別々の相手を選んで別々の道を歩んでいくなんて考えられないあり得ない信じられない〜!
……翔平くんと茜ちゃん&ケイタくんのことも気になってますよ、もちろん(笑)
でもやっぱり一番気になるのは、サエと櫂の結末です。
どうか、二人の結末に「幸せ」が待っていますように。そして、その「幸せ」が私の望むものでありますように。
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来週は保存版としてビデオに録画してやるー。



補足。

オレンジデイズに出演していてサエちゃんに絡んでいる俳優さんは全員(翔平くんとケイタくんは殆どやってないので除く)、自分のセリフに会わせた手話を完璧覚えていたのですね。
それは素直に驚きました。すごい!
特に(当たり前ですが)サエと櫂。
自分のセリフを覚えるだけでも大変だろうに(サエは喋らないので当てはまらないかもですが)櫂は、その上、手話までも、ですもんね。本当に凄いと思います。
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……でも、サエの手術が成功して耳が聞こえるようになったのだとしたら、もう手話での会話シーンは見られないのですね。
私、あのシーン大好きだったので寂しいです。
こんなコトを言うと、それを必要不可欠としていらっしゃる聴覚障害者の方は不快になられるかもしれませんが、格好いい、と思ったのですよ。手話での会話シーン。
それはまるで洋画の日本語字幕を見ているかのように。
私には手話はわからないので、字幕がなければ正確にはどんな会話だったのかは知る術もありませんが、洋画を字幕で見るのと同じ感覚で「あぁ、手話、ちょっと覚えてみたいなぁ」と思えるほどに格好いい、と思ったのです。
そのシーンが、最終話では見られないのかも。と思うと本当に寂しい限りです。
次のクールでは、ここまでハマれるドラマに出会えるかなー。
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ちなみに、同じく来週最終回を迎えるらしい「霊感バスガイド」の後番組、永井大が主演するらしい探偵物。……ちょっぴり期待してます(笑),

2004年06月14日(月)
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