きまぐれ日記
せいあ



 シャレード。

オードリー・ヘプバーン主演のサスペンス映画ですね。
たまたまWOWOWでやっていたので見ました。えーと、これで3回目くらいだったかなー(笑)
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オードリー・ヘプバーンは好きです。ハッピーエンダーとしては譲れない部分なので、シリアスなのとかアンハッピーなのとかは見てませんが、結構有名どころはいくつか見てると思います。
ところでヘプバーンの英語の発音が結構スキだったりします。
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それは、彼女独特の物なのか、それとも育った土地柄(いわゆる、なまりってやつね)なのか、それとも当時流行していた喋り方だったのか、そういう詳しいところはよくわかりませんが、他の人とちょっと違う発音というかアクセント使いますよね。
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いつだったか、ヘプバーンが亡くなる前、アフガニスタンかカンボジアか、とにかく女優業引退後、彼女が積極的に活動していたという紛争地域での難民キャンプの慰問活動の様子をTVで見たのが、多分、私がヘプバーンの映像を見た最後だったと思います。
その時、私は彼女が行っている人道支援より何より、こう思ったのです。
「あぁ、キレイだなぁ」と。
美しい人は老いても美しい、というのとはちょっと違いました。
ただ、美しく老いることは出来るのだな、と思ったというか。
シャレード当時の彼女も、難民キャンプで子供達と笑いあう彼女も、等しく、本当に等しく美しく。
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どうせ老いていくものならば、アンチエイジングとか、高価な化粧品やエステをして、老いる、という自然の摂理に逆らうよりも、彼女のように美しく老いることが出来ればなぁと思ったのでした。
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……もちろん、彼女が何もアンチエイジングしないまま老いていったのかどうかは知りませんが(笑)
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あー、それから。
シャレードの終盤、地下鉄構内を逃げる彼女が来ているAラインの橙色のコート。
かーわーいーいー。
シャレード自体、十数年前の映画なのに、見ていて普通に「あ、これ可愛い」と思える服を着ているのって凄いなぁと思います。
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ジバンシー、でしたっけ?
彼女が映画で自ら着用を要望したことがきっかけで有名になったブランドがありましたよね。(ジバンシーじゃなかったらごめんなさい!疎いんですブランド物…)
サブリナパンツ(この言い方は古いけど)もそうですが、時代を超えても魅力を失わない物を見いだすことが出来た彼女には、やっぱり美的センスも備わっていたのだなぁと思います。
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それにしてもシャレード……ワンシーン見ただけで「あれ、これって確か」と思い、BGMを聞いた瞬間「あぁ、やっぱり」と思うぐらい印象に残ってるのは何故かしら。。。そう言えばシャレードのテーマソングレコード、家にあったっけな。
作品的には「昼下がりの情事」もヘプバーンが可愛くて結構スキでした。
あぁ、でも一番は「おしゃれ泥棒」かなー。これは好きというかシチュエーションに萌え?(笑)
マイ・フェア・レディとかもいいですけどね。
名前が解らないのが一つあるんだよなー。じゃじゃ馬で恋なんて興味ないわ!というヒロイン、ヘプバーンが、とある男性に恋をして、社交界デビューの為のレッスンを受ける話。なんだったかなー。
一生懸命レッスンを受けて、忠実にそれを実行したのに、好きな人は途中で何故か怒って彼女を社交場から家に連れ戻してしまい、それに傷ついて泣き崩れるヒロインなんだけれども、実は彼は社交場で完璧なレディとして振る舞う彼女の姿に、他の男性に狙われるかも!みたいな嫉妬をしただけだったのでした、とかいう感じのシーンが出てくるんですよねー。あー、じれってー。
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明日は「パリで一緒に」を放映するらしいですWOWOW。あれも、作品構成を理解するまでは「は?え?なに?」みたいな感じなんですけど、理解しちゃうと結構楽しいんですよねー。
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ちなみにジーン・ケリーとかフレッド・アステアも好きです。
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……一体何歳だお前(セルフツッコミ)

2004年06月10日(木)
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