2006年11月29日(水) |
ゆずっこ赤ちゃんがえり? |
今日はとまり。 ということで、って訳ではなくいつもどおりに早く起きる。 すると、隣でゆずが「もうそんな時間?」という。 ん? 目覚ましなったじゃん……。
どうやら、今寝ている格好からずっと姿勢が帰られなかったらしい。 寝返りをうとうとすると、ゆずっこが起きてじりじりよってくるのだそうだ。 ためしにやってみると、ぐずりながらゆずのほうに這って行く。
ゆずが起きてトイレに行っている間、ゆずっこは、弱弱しくゆずを求めて泣いていた。
うーん、赤ちゃん返り?
ゆずっこには縁のないものだと思っていたけど、意外と関係してくるのかも。 こりゃ、ゆずが入院する前に、やはり実家にとまってみないとだめだな。 最初はゆずありで。次はゆずなしで。 そして、ゆずっこだけで。
正直、おいらが実家にとまって、出勤する前に家に来て出勤していくのだと少々つらい。 まあ、やってやれないことはないんだけど。たった一週間だし。 でも、おいらが泊まりのときとかはどうするか、とかイレギュラーなケースがあると、ちょっと話が違う。
とりあえず、今はゆずに頭押し付けて寝てます……。
おいらの後に二人入った新人たち。 そのうちの先に入ったほうが、ついに正体を現し始めた。
嫁さんが韓国に出産に帰ったのをきっかけに、どこかねじが二、三本すっとんだのだろうか。 まずは二時間の寝坊。 そして、とまりの人間に対するいたずら電話&いたずらメール。 エロ親父に、キャバクラ嬢っぽくメールをしたのだが、その『かおる』嬢が実はエロ親父の元彼女と同じ名前で、エロ親父動揺しまくり(^^;
ほかにも、いろいろエピソードはあるのだが、それらの行動を見られた結果、ついたあだ名が『パッパラ〜』。
パッパラ〜、ってすごい名前だな。 パッパラパーの少し足りないやつ、というニュアンスでいいのかどうか。 女隊長命名だが、詳細は不明。しかし意味わからずともニュアンスがひしひしと伝わってくるあだ名って、まさに的を射ているのかもしれない。
『パッパラ〜』。
ある意味強烈だ(−−;
最近、職場の人たちが、微妙にすれ違っているのを感じる。 おいらが泊まりのときに来る、19歳の整備。 彼は、整備の先輩たちに殴られ蹴られ(当人は笑ってごまかし、先輩たちはかまっていると思っている)、だが、弱音ひとつ吐かずにがんばっている。 しかし、この前初めて本音を吐露した。 「もう、出社するのがつらい……」
そりゃそうだろう。 女に振られたのはいいが、誰がどう見てもクリスマスプレゼントの前借をされてその直後にふられる。計画的だ。 そして、それを慰めるわけでもなく、傷をえぐる人たち。
彼も良くないのだ。職場の連中に、えぐられて痛いほどのプライベートを暴露するから。 けれど、傷口をついばむカラスのように、よってたかって彼をいじめる様はやはりみていて痛ましい。 とりあえず、彼の愚痴を聞くことで、かれは平静を取り戻したが。その後、彼はがんばっている。
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管理職で入ったおいらの後輩。 これが次長とそりが合わない。 次長は、大声で傷つくような表現を用いて叱責はするが、それは実はまむちゃんと同じ。 愛があってしゃべっているわけだ。 ばばあ、とまむちゃんにいわれて怒る人がいないのは、その言葉に愛があるから。 次長の言葉も、ただ聞いているだけならひどい言われようだが、それでもその裏に立派になってほしいという愛が感じられる。 ところが、彼はその愛を感じることができない。 元々次長は、ほかのガス馬車御者にも嫌われている。 歯に衣着せぬ物言いが敵を作っているのだ。 けれど、冷静に考えてみて、悪くないことに対して彼はそれを言わない。 それを早く気づいてあげないと。 たまに本社に車で行く間、後輩とそんな話をする。 彼はそれを受け入れようとするが、頭では受け入れていても本能が受け入れられない。 それがわかりすぎるほどにわかるために、おいらとしては見ていて歯がゆい。
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職場全体が仲が良いのはいいことだ。 しかし、会社の飲み会でもないのに、中のいいメンバーでのみに行って、その話題で翌日盛り上がるのはやはりその飲み会に行っていないものとしては話についていってない分、置いてけぼりを食らった感は否めない。 もちろん、飲みに行くはとはいわないし、親交を深めているのは大いに結構。 しかし、そこでやはり壁ができてしまうのも事実。 おいらはともかくとして、後輩二人と、所長はそういった飲み会に参加できない。 それゆえか、少し距離が開いてしまっているように感じる。
おいらは、その場にいなくてもその雰囲気を察してあわせることができるので(卑怯といえば卑怯だが)あまりそういうところでいづらいという感覚はない。 けれど、普通の人にそれをやれというのはあまりに酷か。
大人数集まれば集まっただけ、いろいろな人種が集まる。 その人種をひとつの営業所で取りまとめるのだから、大変といえば大変。 東京のガス馬車会社だから、あんまりあほな人たちはいないけれど、あふれそうであふれない、大きなプレッシャーが営業所全体を覆いつつある。
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だからかもしれない。 今のおいらは仕事から帰ってきてくたくた。 時間は前の職場よりずっと短いのに。 ずっと疑問に思っていたが、今日、そのなぞが解けた気がした。
今日はゆずっこを実家に連れて行って飯を食わせました。 で、その後買い物へ。
きちっと挨拶できるようになったね。 ハグだけど(^^; バイバイもできるようになったね。 相手の方向全く見ないけど(^^;←バイバイ=手を振る、だと思っているのかも 風呂入りながら眠くなったら、泣きながら笑ってたね。 そして湯船に撃沈。 あわてて抱っこして、二回に連れて行って寝巻きを着せたけど、眠いときにまだどうすればいいかわからないのかもね。
そのうち、ゆずっこはおいらの実家で一人寝の練習。 ゆずが病院に行ったら、おいらが実家で寝泊りするか、家で寝泊りするか。 どちらが体力的につらいかといえば、実家での寝泊り。 朝早くチェイサーを取りに来ないといけない。 それはそれで大変だ。
人間の子どもほど、目に見えて急激に成長する存在も珍しいかもしれない。 ものすごい勢いで物事がわかるようになっている。 今きちんとしないと、だめな人間になってしまう。 物事の道理がわかるように、いろいろ教えていかないとね。 旭山動物園の、屋内でフラッシュをたくのを禁止されていて、逆切れするお客のようにはなってほしくない。 理屈がわからないで権利だけ主張する人間にはなってほしくない。 かといって何もできない人間にもなってほしくない。 やっぱり中庸が一番。 中庸。一番難しい存在かもしれないけどね。
2006年11月23日(木) |
クレームにみる人格分析 |
本日、泊まり明け。 二件ほどクレームがあったが、両方ともよく聞いてみるとガス馬車御者は悪くない。どちらかというと、ガス馬車御者を出し抜こうとした人間が、それをガス馬車御者に指摘され、腹いせに会社にクレームということで電話してきたのだが……。
1.乗り逃げ未遂
彼氏とデートが終わった女。 酔っ払っているせいか、彼氏にガス馬車を呼んでもらって乗せてもらったもののその記憶がないのか。 ガス馬車が走っている最中に意識が戻ったとかで、自分はガス馬車を呼んだ記憶がないから、おろしてくれ。お金は払わない、といったそうだ。 そうしたら話もなくいきなり警察を呼ばれたそうで、お金は払ったそうだが……。そういう教育をしているのか、と。
しかし、ガス馬車御者から話を聞くと、実際は話が違うらしい。 おろせといった後、ガス馬車御者がガス馬車を止めたら、自分で扉を開けて降りていってしまったそうだ。 お金を払っていないのでガス馬車御者が追いかけていってお金を払ってもらいたい胸を告げるが、自分はガス馬車に乗った覚えはないとの一辺倒。 押し問答になりそうなので、周囲の人が警察を呼んでくれて、警察が来てもしばらくは自分は悪くない、お金は払わない、といっていたが、逮捕という言葉をちらつかされると観念してお金を払ったようだ。 ガス馬車御者はお金さえ貰えば問題ないので、すぐに仕事に戻りたかったので、それ以上は警察には突き出しはしなかったそうだが、女側はプライドが傷ついたんだろうね。 上記の電話をかけてきたよ。 双方の話が食い違うのは年中だが、今回は、警察が入っていることだし、ガス馬車御者のほうが正しいだろう。 ガス馬車御者も、警察が証人だといっているし、何より、自分に負い目があっての事件なら、そこまで饒舌にはならない。 これは面白いもんで、人間の特徴。 饒舌になる場合、ケースを想定して計算しつくされたしゃべり方をしていなければ、概して真実。逆に、計算されつくされている場合は真実ではない場合が多い。 けっきょく、本当のことで自分が悪者にされそうな場合、人間は動揺して言葉数は多くなるが理路整然とはしゃべれない場合が多いんだよね。
2.駐車違反
六本木の交差点のそばには、車を止めて客待ちをしてはいけないところがある。 そこは、交通量が多いのでだめなのだが、実際はお客も多く、警察も黙認のところがある。 そこを通りかかった男から苦情の電話。 聞いてみると、駐停車禁止のところで客まちをしていて、それを注意したら、逆にバカやろうと怒鳴りつけられた、というのだ。警察を呼ぶも、その前にお客を乗せていってしまったため、事件にはできなかったが、お前の会社はそういう教育をしているのか、もし今度その車両が止まっているのを見つけたら陸運に訴えてやる、という旨のクレームだった。
ところがガス馬車御者から話を聞いてみると、バカやろうと怒鳴ったのはお客のほうで、相手にされなかったことを腹立たしく思ってのクレームらしかった。警察を実際に呼んだらしいが、警察にも相手にされなかったため、完全にバカにされてしまったと思った口。
平たく言えば、『俺の話を聞け〜♪』てきなハードバカと同じ人種。 面白いよね。 日本に、こんなに肛門気質がごろごろいるとは。 まあ、今の『割を食いたくない人たち』がごろごろいる世界だったらありえるのかな。 それにしても、知識だけが先にたって、筋がわかっていない人たちが多すぎる。 確かに、駐停車禁止のところに車を止めているのはわるいかもしれない。 けれどね、それを注意して入れられないから、相手の車を蹴っ飛ばしたり罵詈雑言を浴びせかけたりするのは、筋違いなんだよね。 それをわかっているから警察は相手にしないのだが、それをわかっていないのが東京ガス馬車センターだったりする。お客のクレームを真に受けて、管理職と当該ガス馬車御者を呼びつけて……。
まあ、実名でのクレームでなければ処理しない、というのもあるけれども、以下船弱い立場だ。 そして、そんな弱い立場で日々がんばっている人たちにおいらは敬意を表したい。 雲助、であったのはふるいはなし。今は立派なサービス業ですとも。
ゆずの携帯が全く立ち上がらなくなったことと、おいらの携帯のバッテリーがやばいほか、たまに電源が切れたりする症状が出てきたため、買い替え時期と判断、買い換えました。
今までは、ペアルック携帯なるもので、同機種色違い、ということをやっていましたが、今回は昨日と値段を重視で……というコンセプトに買い替えをはかりました。 が、結局同機種になってしまった。
もう903が出ている状態で、902を買うのは安かった。 買ったのは902iSなんですが、当初は値段が安い902iにするつもりでした。 一台あたり12000でいけるっていうんですね。多少903より機能は劣るが、903自体も括目するような機能はついておらず、902でもOKとふみました。 っつか、値段が第一だったんだけど(−−; ところが在庫がない。某家電店チェーンをたどるも、やはり在庫がない。 メーカー問い合わせになる、ということだったのですが、そこまで待って、なければ結局ほかを買わざるを得ない。何より、翌日がおいらが泊まりのため、情報のやり取りができない。 というわけで、グレードをひとつ上げ、iSに。 iSは、17000だったのだけれど、値切って(在庫を揃えられなかった向こうの負い目もあるのだろうけど、15800で手をうってくれました。 さらに、DOCOMOポイント14000もあって、トータル払いが17600ですみました。 その払いで最新機種に準ずる機能を持つ機種を二台、というのはまあ安いかな。
この店舗の店員さんが、実は携帯に異常に詳しい人だった。 どうやら、そっち系の趣味を持つ方のようで、各メーカーの携帯を自分で使ってみたりとか、アキバにいって、改●携帯をいじったりもしてるみたい。 なので、下手なDOCOMOショップの店員さんより詳しいかも(^^; さすがに、DOCOMOショップの営業でも、内部機構まではわからんだろうしね。 彼の意見を参考にし、ゆずの一番の要件『カメラがいい』を体現すべくSHシリーズと相成りました。
というわけで、いろいろいじってますが、元々がFだったせいか、少し使い勝手が違いますな。 メール起動のボタンにしても、文字変換のルールにしても。 慣れるまでに少し時間を要するかも。
それと、思っていたよりマイナスの機能変化もあった。 おいらは、メールは着メロ、着信は着うた、という分けをしていたのだけれど、それはどうも無理っぽい。 設定なしメールは普通にできるのだけど、アドレス指定をしてしまうと、iモーションしかだめなようだ。 まあ、これはなれて行けばいい話なんだけど、着うたって、各サイトでダウンロードしても、一曲105円なんだよね。 まとめておろすと結構な額に。
--------------(後日追記)-------------
設定はできました。 おいらの場合、メールのやり取りのほうが多いから、メールの音がいろいろ変わるほうが助かるんだよね。
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携帯の買い替えは、その予備的な整備に金がかかる(−−; 現在、CDからデータを吸い上げ、着メロに使えるかどうか検討中。 ミュージックプレイヤーの機能はあるようだけど、そこから着メロに設定できるかどうか。
あ、そうそう。ミュージックプレイヤーも、内臓フラッシュメモリじゃなくて、SDカード登録オンリーなのね。 アクセスはフラッシュのほうが早いけど、保存はSDのほうが便利は便利。 しかし、片方だけ、というのはどうもね……。 まあ、携帯のメモリ残量を考えると仕方ないのかもしれないけど。 なんか微妙なところで不自由(−−;
2006年11月20日(月) |
自分で解決できない? |
お客から、行き先を告げられたものの、言葉が通じなくて行き先が違ってトラブルとなったとして。 それ、事務所に電話してこられても困るんだけど。 同じ電話してくるなら、どうしてもっと話がこじれる前に電話してこなかった? 走ってメーター動かしてからじゃ、どうにもならんのよ。
そりゃ、出たメーター額貰うか、自分でメーター額なくかするしかないのよ。 メーターによる量り売りのサービスの場合、メーターを動かしてしまえば、その額を請求しなくてはならない。 請求しない場合、自分で泣くしかない。 そうしないと、メーターの信憑性がなくなる。 その信憑性が問われるからこそ、ガス馬車は認可事業なのだ。今は許可事業だけど。
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ガス馬車値上げの話。 するようです。 うちの会社も。よそも。 初乗りを660円から800円くらいに。 爾後を80円から90円に。 原油値上げの影響です。 まあ、今までのガス馬車が安すぎたという話はある。 車一台借り切って、1000円かからないってのはあまりにおかしい。
けどね。 そんなに値を上げて、お客が乗るのか? という問題は在る。 でも、一人で乗っても5人で乗っても660円なのよ。 乗り方をうまくすればこんなに安いものはない。 おいらはそうおもうけどね。
昨日、最寄のJRの駅にて、ガス馬車御者が停車中、バイクに引っ掛けられた。 バイクはステップが折れたとかで、車体はあまり傷ついていない。 しかも、その車両は後日解体のため、修理の必要はない。
けれど、そういう問題ではない。
そんな事情は当然相手は知らないわけで。 引っ掛けた相手から出た言葉が「忙しいので後で一緒に交番行きます」。 忙しいってなんだよ。 忙しかったら、車引っ掛けてもいいのか? へこむぐらいの傷なら警察行くけど、引っかき傷程度なら別に後回しでもいいってか?
ガス馬車御者は連絡先と免許証の住所を控えてきたという。 しかも、Witness(車載カメラ)にはその画像がばっちり残っているから、トラブルになっても逃げられまい。
事故扱いにするかしないかは事故担当が決めることだし、事故担当もあまり大事にはしたくないだろうし(とりあえずはけが人もいないことだし)。 そのまま話は終わるだろうが、警察にすら行かないその根性が気に入らない。 駅前だから、目の前に交番があるのに、だ。
ばっちり締め上げてほしいと思う。
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しかしねえ。 こういう人、おおいね。 自分のやったことにすら責任取れない連中。 あまりに多すぎ。 どんなに髪型かっこよくしてみたって、洋服凝ってみたって、なかみはすっかすかじゃん。 頭がいい悪いじゃない。 人としての根性がなってない。 中流サラリーマンの、半端に成金な連中の子どもたちが、今おかしいことになっている気がする。 逃げたい気持はわからなくはない。 けど、自分にやましくないかい? とりあえず注意されなければいいかい?
最近、ゆずっこのオムツを変える必要があるため、夜中何度か起きる。 そのせいなのかはわからないが、とにかく眠気が取れない。
ゆずっこは、眠くなるとお茶をがばがば飲む。 そりゃもう、おなかがたぷんたぷんになるまで。 なので、寝ているときのおしっこ量たるやすさまじいものがある。
二回はオムツ変えないとだめ。 まあ、一回は不発の場合も多いんだけどね。
しかし、幼児になってもこのおしっこの頻回さじゃ、布オムツの人は大変だな、と思う。 脱がしてぽい、というわけにも行かないしね。 まあ、そこは選択の自由なわけだけれども、なんかあったらおお泣きする赤ん坊にとって、オムツ問題は死活問題でしょうな。 寝られないし(−−;
布オムツのお母様、ご苦労様ですm(__)m
先日、ゆずのもと上司の家に遊びに行った。新築祝いを持って。 そこで、おいらは出産と同じくらい、一生の問題に遭遇することになる。
もともと、群馬からこちらに戻ってきたのは、実家で二世帯を建てるため。 そこで、生活をしながら、親の面倒を見つつ、生活していく。
けれど、この問題は、やはり『いずれ』という表現が頭につく範囲での考えだった。 痴呆の始まった祖母と、父母の人間関係。そして母方の姉妹を巻き込む人間関係。これ以上放置すると壊れる。 そう思い、下した結論だった。
これも、すべては頭に『いずれ』という問題が付く。 つまりは、まだ現実には起こっていない。 先延ばしをしようとすれば、先延ばしにできる問題だった。 実家のそばに越してきた上で、機会を待つ。 時期が来たら、協力して実家を二世帯用に作り直す。
傍目にみれば、すごく綺麗にまとまったように見える問題だった。 傍目にみれば。そして、現実を考える必要のない人には。
だが、家を買っていいのか。 一生の買い物だが、その払いは大丈夫なのか。 その結論が出ないので、群馬では家を建てられなかった。 いずれは、あるいは、いろんなことを頭がよぎって。 いろんな人に、家賃を払うより家を建てるほうが月々の返済は楽だよ、という話は聞いていた。 けれど。
家を建てるということは、そこに根を下ろすということ。言い換えれば、自分のこしに杭を打たれることに他ならない。 おいらはドリーマーにはなれない。 車のたった300万という買い物ですらそうだった。 好きな車に乗れる嬉しさより、返済は可能か、盗まれたらどうしよう、傷ついたらどうしよう、壊れたら修理費にどれくらいかかる、という問題のほうが常に頭をよぎっていた。 ローンが終わった今も、丁寧に乗り、買い換える気がないのもそれが原因かもしれない。 これで、すべて負わされた責務は果たした。やっと自分のものになった。
これが、家となったらどうなるのだろう。 35年ローン。 考えるだけでもぞっとする。 そして、今の仕事が続くとも限らない。 おいらの理由であれ、会社の理由であれ。 そうなったとき、家を売ればいい、という判断をあっさり下せるかどうか。
そこに加え、建てそこないという心配も生まれてきた。 ミスだと割り切って住めるならいい。 けれど、買い物額が買い物額なだけに、そうもいかない。 そして、一番の問題は、おいら自身が、『こうしたい』という希望があまりないこと。 与えられた環境に対し、順応することになれすぎてしまったせいか、自分で環境を構築しようとする気があまりないのだ。
その人間が家という大きな買い物をしたとき、ストレスでつぶれてしまうのではないかという心配。 自分が簡単に1500万だの2000万だの稼げる人間ならばいい。 しかし、そういう現状にはない。 さらに、老後の心配までし始めるともうきりがない。
ほかの人が一体どう考えているんだろう。 実は、まだ周囲の人間がそのレベルまで行っていない。 一人は転勤族。もう一人はまだ独身。 家庭もちである人間がまだあまりいないのだ。 当然、自分と同じ環境である人間がいないので相談できない。
会社の上司に、年齢が近く親と二世帯を建てた人がいる。 しかし、彼はバツ1のため、おいらたちとは経済状況が全く違う。 でなきゃ、キャバクラだのパチンコ三昧に暮らすことはできないよ。
親に相談したところで意味がない。 経済観念が違うし。 自分と同年代でない人間の話も、他社はもっと給料がいいとかそういう話ばかり。 自分と環境の近い人のモデルがどうしても必要だ。
けれど、今は当面二人目。 そこをクリアしないかぎり、考えることすらおぼつかない。 たまに、もうどうでもいいとおもうこともある。 その思いになったら考えるのをやめることにしている。 でないと、思いつめるから。
さあ、どうしようか。
本日は運行管理者講習なるものに参加してます。 法令の改正とかの話がメインですが、実務的には間に入る小話の方が余程実践的。 あるガス馬車会社のガス馬車に、チャリが突っ込んだのだという。 ただその突っ込み方が尋常じゃない。 なんと、意図的に、お客を降ろすために開いた扉に体当たり。しかし、端から見れば、ガス馬車御者の後方確認不足。 で、金品を要求し、容れられないとひき逃げとして警察に届ける。そうなると営業所に監査が入り車輌停止。 こういう事例が増えてるようだ。 個人的に、ひき逃げにしてもひかれた方の身分もはっきりしてるのだから、あんまりムチャしなさそうなもんだけど、どうなんだろう。 いずれにしても、ひどい人もいるもんだ。
全く逃げなかった人たちがいたらしい。 結果的に小さかったから良かったものの……。 大きかったらどうしたんだろう。 警報の仕方にも問題があったという話もある。 でも、聞かないの? 聞かないで、大きな被害が出た場合、国のせい?ほかの人のせい?
逃げた結果何にもなければ、自分が割り食う?
そんなバカな、と思いつつ。
実際のところはどうなんだろう。 報道では人一人ずつの個人的な考えは見えてこない。
みてると、目の前にある困難や悲劇に関しては、背景を見ずに同情し、直接的に自分の目に見えない困難や悲劇はスルーする、という人が多いのが見て取れる。 これがいいのか悪いのかはわからないけれど、ひとつ言えるのは想像力の欠如、だな。 これが負の影響を出さなきゃいいけれど……。
2006年11月11日(土) |
たけしの日本教育白書 |
途中から見て途中までだったのですが……。
・給食費を払わぬ保護者 ・学級崩壊 ・いじめによる自殺 ・救急車をタクシー代わりに使う男 ・火災現場に加えタバコ ・保育園の演劇のシナリオを変える親
これ、今ガス馬車御者を困らせるお客に共通する「自分は割り食いたくない」「いざとなったら無言の脅し」をかけてくる連中だな、と思ってみてました。 いや、ガス馬車業界の話をするつもりはないんですが。 前から散々書いてるし。
この保護者とかの年代って、実はおいらたちの年代なんですよね。 あるいは少し上か。 保育園、幼稚園、小学校の運動会で朝からビデオ撮影のために並ぶ親を、実はおいらは滑稽に思っていました。 そりゃ、子どもはかわいい。 けれど、その行動はちょっと常軌を逸していないかい? ずっと思ってました。
子どものリアリティが足りない。 そりゃ、親の責任です。 けれど、みてるとその親(おいらたちの代)の親が、実は大した教育を受けていないのではないか? そんな気がしてなりません。 そりゃ、お勉強はできるよ? いい大学は入ってるかもしれない。 けれど、それ以前の、人としてどうなのか。人間としてどうなのか。 そのへんが、実は全くわかっていない人があまりに多いのが目に付く。
そいつらの教育をしたのは、実は団塊の世代。もしくはちょいその上。 こいつらがおいらたちの世代をあおり倒してだめにした。 いい成績取らなきゃ。 先生にはこびへつらわなきゃ。 いい大学はいらなきゃ。 いい企業に入らなきゃ。
誰がっていうもんじゃない。 戦後の歴史の必然。 そんな気がする。 けれど、その問題に気づいたのなら、手を打たないと。
諸事情により、この番組は最後まで見れなかった。 けれど、おいらが見ている限りでは、だめな子どもの原因は親、というテーマは見て取れた。 そして、蕨駅の駐輪問題も、学級崩壊も、どぎつく言えば、値段崩壊のスーパーつめ放題の暴動のようなあの状況すらも、根は同じ、割を食いたくない、という美学のない思考に端を発しているということも、番組内で示してくれたような気がした。
この番組を、たけしや爆笑問題の二人がどうまとめたか見たかったが(以前の番組のようなフェードアウト的な終わりはないだろう)まあ、仕方ない。 あとは、最終的な原因をどこに求めたか。それにも興味があったなあ。
正式な番組名は知らないのだけれど(^^;
その中で、石波元防衛庁長官が出てました。 こういう比較が正しいかどうかわからないけど、ほかの出ている政治家……野党の党首レベルも合わせて……よりも、一格も二格も上、ですな。
なんというか、言葉に重みがないから、数を発する。 説得力に欠けるから、大声で発する。
「*****だ、バカ!!」 「バカとはなんだ、バカとは!!」
政治家の討論って、これの繰り返し。 言葉の最後の表現を取り上げてそれを攻撃する。 夫婦喧嘩と同じだ(−−;
けれど、この石波さんが、 「あのね……」 と言葉を発すると、皆が黙る。 そして、ゆっくりと話しながら、持論を展開する。 このゆったりとしたしゃべり方が、異様に説得力を持つと共に、周囲を睥睨する効果があるような気がする。
内容はともかくとして、会社でもちょっと自分が頭が良いと思っている輩は、いろんな法律を引っ張り出してきて、えらそうに能書きをたれたがる。 そんな輩を黙らせる技術として、こういうしゃべり方は有効なのかもしれない。 相手の言葉を封じて自分の言葉を投げかけるわけではなく、受け止めて、ゆっくりと全部聴いた上で、相手が吐き出しきったところを見計らって、持論を展開する。
それが、攻撃終わってスタミナ使い切ってノーガードのところに重い一発をぶち込んでいるように見えた。
舌戦は、そうやって戦うのが有効なのかな。 そんな風に思った。
もっとも、最後の重い一発が重くなるような理論武装と、それを使いこなすに十分な人間としての力量は備えてなくちゃいけないんだろうけどね。
入社五ヶ月にして……。 どうして日次処理で知らない作業があるの?
それが不思議で仕方ない。 まあ、引継ぎなんてあってなきが如しだし、作業の指導ったって、意味は全く教えるわけじゃないし。
仕方ないといえば仕方ない。 けどねー。
不満といえば不満。 おいらにとって、ではない。 後輩二人にとって、だ。 業界知らない人間二人が、いきなり入ってきて通用する世界ではない。
今後、社員教育がもっともっと重要度を増してくるだろう。 そのときどの程度の手が打てるか。 見ものである。
そもそも、ガス馬車御者の社長は本来経営者とは呼べない代物。 まあ、悪く言えば日雇い労働者をごろごろ雇っているだけだから、事業計画もへったくれもありゃしない。 仕方ないんだけどさ。
2006年11月07日(火) |
今日の泊まりはパーフェクト |
納金ミスなし。 入力ミスなし。 事故なし違反なしクレームなし。
こつがわかると途端に精度が上がるおいらの作業。
後輩二人の手伝いをして、さっさと帰ってきました。
そういえば。 もう一人後輩が入ったんですね。 これが、ポルノグラフィティの昭仁にそっくりだという噂。 そして実物を見るとマジそっくり。
山●県警出身だとか。
パトカーに乗ったことがあるのかと聞いてみたら、なんか別途免許が必要らしい。 ふーん。 確かに信号の制約を受けない車両には特別な免許が必要だろうしなあ。 消防、救急も同じらしい。
意外と元警察官の話は面白い。
アレだけ悩んで落ち込んだおいら。 けれど、一晩寝ると、変わってる。
仕事を間違えて覚えていた → 今のうちに修正が聞いてよかった 自分の知らない作業が発生していた → それを加味すると作業の一つ一つの繋がりがさらに綿密になった
コンロとかは仕方ない。 疲れてたから、昨日は九時から四時までぶっ通しで寝た。 車のキーはそのうち出てくるでしょう。 そういってみんな帰って行ったし。
疲れのところは眠って取り、それ以外は前向きに解釈しなおす。
なんか、異常なほどに前向き。 単なるバカか?やはりO型?
ま、あんまり気にしない。 深刻に悩む意味はあまりない。
まあ、そんな具合で今日も仕事に行ってきます。
基本的には運勢とかは信じないんだけども、どうしても体のバロメーターがうまく行ってない日というのはあります。 今日も、朝からコンロの火をつけっぱなしで会社に行ってしまいました(なべをどかして水に浸したんだから、火がついてたら気づきそうなものだけど) 仕事ミスいっぱいしました。 わかってると思ってたことが実は間違ってた。
会社の車の鍵をなくした。(たぶんあるんだけど、今日は見つからないでしょう)
悪いと思うとどんどん悪くなる。 それはわかっているんだけども、どんどんめいる。
運のよしあしは信じていないので、やはり自分の力のなさを痛感し、へこむ。
こんな日は早く寝るに限るかなあ。寝れないけど。
今は、何もかもうまく行かない。 家のことも、仕事も……。 なんか、空回りしているといった感じ。
東京に戻ってきて、本当に良かったのか。 群馬にいたところで、同じようなことは考えただろう。 でも、群馬にいたほうがゆずにとってもゆずっこにとっても、おいらにとってもよかったんじゃないだろうか。 そんな風に感じている。 けれど、そうなると、おいらが後悔するのも目に見えているし。
新しい職。 新しい場所(ゆずにとってもおいらにとっても)。 収入の激減。 ゆずの妊娠。 おいらの体調の悪化。
それらが一気に襲い掛かってきている。 まあ、いい修行だな、と思うしかないので思うようにしているけどね。 戦えるのはおいらしかいない。 そう思うから踏ん張れる。
一つ一つつぶしていくしかない。
昨日はいい天気だったので園庭保育に。 ゆずから、「あのお母さんとあの子どもはいつも来てるらしいけど、あの子はゆずっこと同じ年齢なんだってよ」 といわれる。 みると、一歳九ヶ月のあの子は、がんがん走り回り、がんがん滑り台を滑っていた。
ゆずっこ、意外と外では静か、というかおとなしい。 ほかの子におもちゃを取られてしまう。 自分のものだと言う意識がないからか。
そんなゆずっこだったが、滑り台はじーっとみていた。 やってみたいのかな。 というわけで、ゆずがはしごの途中に乗せてみると、えっちらおっちらのぼりはじめた。 後は、ここで座って、手で体を前に出すんだよ、と教えると、シューっと。 まだバランスは取れないので、そっくり返って滑ってますが、楽しかった様子。
問題は、まださかさかのぼれないので、後ろに子どもが詰まってしまうかもしれないこと。 気にすることじゃないかもしれないけど、周囲に迷惑をかけていると感じちゃうと、いろんなことから手を引いちゃうかもしれない。 なので、まだ一人のときにやらせてみた。
次も、公園の開いてる滑り台をおいらはやってみようかな。 ゆずはやらせてしまうかもしれない。 それはそれでいいと思うけどね。
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