白日の独白
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そうだよ。確かに子供染みた虚飾心。 それ位いいじゃないか。 お願いだから許してよ。見透かさないでよ。 優しい振りして影を殺さないで。 なんて、ごめんなさい。 君に何も言っていないよね。 あの子にも何も言ってなかった。 君もやっぱりあの子と同じなのかな。 そうだよ。僕には影なんてないんだよね。
■今日の覚書 ・ファンタジーの主張?世界観説の綻び ・不条理とは意図できるのか ・名無し ・ダメさについて(ex.ゴミ君) ・出会いの問題/感受性の問題 ・方法論(小⇒大/大⇒小)
「久し振りだね」って君が言った。 「久し振りだね」って僕は言う。 ちゃんと君の顔を見ないといけない。 ちゃんと君の声を聴かないといけない。 ワ ラ ワ ナ イ ト イ ケ ナ イ
嫌だ嫌だ嫌だ。 やっぱり僕は、君の傍に居たいだなんてそんなの嘘だ。 嘘だ嘘だ嘘だ。
嗚呼、そんなことよりも先生。 好い加減な調子で僕のこと翻弄しないでよ。
命運は燃え尽きた。 永遠に夢を失った。
ただそれだけ。
N先生へ
やっぱり先生といると僕は苦しくなります。 お願いですから僕に話をさせないで下さい。 僕は何も見たくない。
青
「ヒモになりたいのだけれどどうすればいいだろう」と言ってみた。 君は笑ったような困ったような、僕にはよく解らない顔をちょっとした。 それから「言い続けていれば願いは叶うんじゃない?」と言った。 何だかそれは「アスパラは一束250円位じゃない?」と同じ響きだった。 だから少しだけ混乱した。 混乱したかっただけなのかもしれないけど。
毎度御馴染みの企死念慮に苛まれている。 毎度御馴染みの時点で企死念慮とは多分言わない。 今までだって一度も死ななかった。 だから今回も死なない。 確実に。絶対に。絶望的に。
■覚書 ・山積した問題 ・思考の混乱?放棄?能力の喪失? ・誰も彼も僕も役立たず ・厭世(これはいつものこと)
■日記 秋が終わって冬がくる。 僕は冬が好きなのだろうか。それとも冬は嫌いなのだろうか。 どうしてもそれが想い出せないし、どうしてそれがわからないのかわからない。 けれども僕は今、冬(或いは冬的なもの)に凄く怯えているのは確かだと想う。
N先生へ
今週はこれ以上の緊張状態には耐えられません。 揚羽蝶の幼虫みたいな顔色をした電車が「死ね」って五月蝿いです。 だから来週にします。
青
2005年11月06日(日) |
eternal game . |
誰しも決して自分自身の姿を見ることは出来ない。 見ることが出来るのは、精精鏡に映った姿だけ。 だから人は「僕は―――なんだ」と人に言う。 だから人は「君は―――なんだ」と人に言う。 他者に映し出された形でしか、自分の姿が見えないから。 こういうのって無駄なことだと想う? こういうのって無駄なことだと想う。 けれど僕は戯れ続けよう。 それは存在理由・存在証明。
こんな生活がいつまでも続けられるはずがない。 誰も言わないけれど誰もが想っていること。 そう、僕も想ってる。 だから少しだけ動かそうとした。 それで今はどうなっているのだろう。 箍は外れたのか、それとも箍は締められたのか。 わからなくて途方に暮れた。
多分ね、僕は停滞を望んでいたんだ。 でも今はさ、崩落を望んでいる。 だけど駄目だよ。 僕は普通なんだから。
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