大人の再開ピアノ、もどき
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2004年10月31日(日) |
日本人なのに結局西洋クラシックに戻ってしまう |
NHKにてイヴリー・ギドリスの無伴奏ヴァイオリン視聴。 ひとりヴァイオリンでフーガが演奏できる不思議さよ。 バッハのフーガ、途中で鳥肌立ったよ。
歌舞伎が始まったけど、何だかね、三味線の音が物足りない。 音程が不安定で気持ち悪く感じてしまうのは、暫くクラシック漬けになってた弊害か。 主はお芝居で人の声が魅力的に聞こえるための効果音でしかないんだけど でもねえ、やっぱり平坦。 日本人としてこれでいいのか?とは思うが 幼少期に純邦楽をまともに聴いたがないのだからしょうがないのかも。
2004年10月30日(土) |
頭の中では美しい音楽 |
ベトベン。 前よりは重みのある音になったけど、まだ物足りない。 掌をべたっと寝かせてレガート気味に引っ張る感じ。でもつい跳ね上げて軽くなる。 モーツアルトは転調するところからしつこく繰り返し。 大分ミスは減ったけど、ちゃんと間違えずに弾けることはぜんぜんないのよねえ。 ふぃー。
久しぶりにツェルニーとブルグミュラーを触ってみるも触るだけでやる気が失せる。 頭の中ではずっとモーツアルトのソナタ7番が鳴ってるよ。
午後、エスティマ親子の救出実況に釘付けになる。
ベートーベンとモーツアルトのソナタを交互に弾いてみる。 んー。ベトベン弾けたらモツが重くなる。 ので、また更にモツを弾く。なかなか音を変えるのって難しい。
ベートーベンソナタop41を弾きたくなる、がちょっと触っただけ。 op42は、一小節目で音が軽すぎてコケる。そりゃモーツアルトの音ですよ。 重い音が出るよう指の腹で分散和音を弾く練習をする。 ……弾きにくい。 ちゃんとアーティキュレーションつけようとすると間違えまくり。 音と鍵盤位置が一致しない。ダメだな。 慣れるとマシになるのだろうか。
2004年10月23日(土) |
震度6が三回と震度7一回とどっちが大きい地震? |
新潟で地震。台風といい地震といい、今年は自然災害が多い。
ソナチネ4番より14番のほうが弾き易い。練習の差? ツェルニーは適当。ブルグはあいかわらず弾けない。 やる気減退中ながら一応復活気味。頑張ればリストはともかくソナタは弾けるはず。
のだめ効果その1:音楽 頭の中でいろんな曲が飛び出してきて止まらない。 ブラームスのバガニーニの主題による変奏曲がリフレインするまま買い物へいき スーパーに着けばエリナリグビーが掛かってて弦の音に泣きそうになる。 やっぱりビートルズ、いいよなあ…。 清良にはカルメン幻想曲ピッタリだとか何とか考えてるうちに弦に酔い ピアノにもなんとか触る。
のだめ効果その2:ワイン 台風一過し、たぶん二年ぶりくらいに安いカリフォルニアワインを買って飲んだら不味くて でもなんとなく酔いたくて二日掛かりで一瓶空ける。 匂いが薄くて甘味なくて軽くて酸っぱくて薬っぽく苦くて、チャーハンや春巻きに合う。 安物葡萄チューハイとでも思えば不満はない。
酔ったままモツのk.545(ソナチネ14番)1楽章を弾く。左手かろやかーで良い感じ。 ブルグミュラーのセレナーデに梃子摺っている。(←てこずる、こんな漢字だったのか) もう週も終わりだというのに右手と左手が合わないまま片手練習で手一杯。 ツェルニー15番から飛ばし飛ばしで本日の日付分まで。 どれもきちんと弾けてない。
ハマると恐ろしい事になりそうなことにまた足を突っ込んだような気がする。 シンフォニーやコンチェルトは小さな音で聴いては魅力が伝わらなくていけないね。 酒も飲まぬにたかがmidiで音に酔っ払ってる。 これが生演奏だったらもう足腰立てない状態かもしれん。
ミーハーというか俗っぽいというか クラオタなら好きだというのが恥ずかしくなるような有名曲は やっぱりええもんはええねん、て感じだね。 脳内で都合よく効果的にフレーズの表情をアレンジ補完して聴くと midiでも泣けてくる。
情けないことにピアノに触れない。 練習中は音楽じゃなくてどうしようもなく騒音だから。 またか、て感じだけど、耳が肥えてから音楽を始めると避けて通れない問題。 気づかないように自分の中での絶対評価だけしかみてなかったのに 快楽温泉から抜け出せない。 そして合奏の妙を思い出してしまった。 合い難い曲がぴたりと合ったときの快感ときたら、もう。 これって詩が勝手に生まれるときの感覚だ。感受センサー過剰反応中。 いつもより鼓動が強くて肌の表面が泡立ってる。
ああ、のだめ、きみの超弩級破壊力に岩も砕け砂と化す。(←佐久間入ってます) なんちゅうこったい。
(BGM:ヴェルディ仮面舞踏会 SF交響ファンタジー 十二幻夢曲 in NHK)
2004年10月17日(日) |
ふ、恐ろしい子(子じゃないけど) |
のだめの9巻10巻を買っちゃったぁさ。 二ノ宮知子、恐るべし。凄すぎる。なんなの、この巧さは! もう心臓鷲掴みざんすよ。 生まれて二度目の、二次元男子キャラ千秋に萌えですよ、萌え。 一度目は中学生んときだもんね。すすめ!パイレーツの富士一平くん。
あ……今気づいた。どっちもギャクマンガキャラや。 どうせ俺様はそういう趣味さ。 有能でストイックでその道一筋でギャグテイストの男子に弱いのさ。
千秋ったら可愛い、可愛すぎる。そんでカッコ良すぎる。 ていうかさ、登場人物、だいたい優秀な人ばっかりで大概カッコいいんだよ。 わたくし、有能なオタクには弱いです。イチローみたいなタイプには特に。 二ノ宮さんもその線だわね。職人万歳! プロの鑑! 読者振り回す小悪魔! もおお、ツボを押さえまくりで、たまりませんデス。
で、マンガばっかり読んでてピアノへの愛が薄くなってマス。(言葉遣いのだめ化中) ツェルニー13番14番15番中心で、お座成りに17番。 黒鍵が増えて音がわからなくて間違えが増えてしまうので ソナチネ2巻の4番に逃げ中。 いかん、いかんよ、寝食も忘れるほどの愛がなければ。
3順しても細かいところまでチェックできてねー。 風邪で頭ぼうっとしてるせい。いや、もともとぼうっとしてますがね。
今日はなんとかピアノに触る。マンガは読めるくせにピアノ触れないとは軟弱な。 所詮ピアノへの愛はこの程度さ、ふっ。
ツェルニー16番はちょろっと弾いておしまい。 さすがに3順目なのでそれなり。できてない曲を優先する。 14番15番ひたすらゆっくりと。 先月おもいっきりさぼったせいでなかなかスピードが上げられん。特に14番。 13番なんて両手合わせると悲惨だから右手だけしか弾けない。 スカスカ楽譜なのに情けないー。 でも胃がムカムカするので今日はこの辺で。
2004年10月15日(金) |
のだめカンタービレ大人買い |
9巻がなかったので8巻で断念したけどさすがに一気読みはつらいね。 夜には2順目に入り、笑いすぎて目が疲れて頭痛に吐き気までしてるのにまだ読む。 二ノ宮知子はバブル弾けてから読んでませんでした。 ギャグ作家の寿命は短いからもう終わってるかと思いきや むしろ進化してるじゃないですか。 うう、ごめんなさい。こんなに面白いとは思わなかったよ。
しかし二ノ宮さんって何て勤勉で真面目な人なのだろう。 クラシック情報もギャグもオタ向けサービスも話の構成も ぜんぜん手をぬかない恐ろしさよ。 ラフマニノフピアノ協奏曲2番にはついクスリと笑ってしまった。 いつもポケットにショパンへのオマージュだね。
背景はそれなりに上手なのにギャグだから人物に色気ないんだよな。 だから千秋は絵だけだと平凡な男の子なのに、なんてカッコよくみえちゃうんだろう。 食事つくってもらってピアノ教えてもらって大量の蟹まで貢がれるのだめが羨ましいよぅ。 のだめみたいな大きな手が欲しい。良い耳が欲しい。 そんで千秋に蟹貢がれたい……。
はやく続きが読みたいな。クラシックもいっぱい聴きたいな。
2004年10月14日(木) |
黒鍵ひとつの音階は一段落 |
ツェルニー8番ハ長調、指定速度四分音符=84のところを72で。 ツェルニー9番ヘ長調、指定速度四分音符=80のところを52で。 ツェルニー11番ト長調、指定速度付点四分音符=66のところを60で。 9番は左手の音階なので、こんなもんで一応可とする。 11番は、まあまあ合格圏か。
黒鍵ひとつの音階が安定したところでソナチネ2巻の4番1楽章を弾いてみる。 クーラウop.88-1、ハ長調の音階だらけな曲である。 あんまり速くなければ弾ける。 練習すればスピードアップして軽快に弾けそうだ。
10番ヘ長調は相変わらずだらだらと、12番ト長調は何となく弾いている。 13番14番とそろって先月殆ど練習していなかったことが判明する。 ノリノリにはならないけど、12番同様地道に覚えたら何とかなりそう。
サボり捲りのブルグミュラー。 朝の鐘はやる気ゼロなまま進まないのでイヤイヤながら後ろ4分の1をさらっと。 すばやい動きはすばやくない動きなら弾けている。速く弾かないと意味ないけどなー。
ツェルニー8番から13番。 13番は先月殆ど練習していなかったがやはりやる気がでない。 10番も相変わらずやる気がでない。どちらも弾いてるとすぐ眠くなる。 左手の音階が上達したようなのでまあいいことにしよう。 12時まで仮眠とるべし。冗談みたいに眠い。
2004年10月12日(火) |
寝ても寝ても眠いのは何故だろう |
ツェルニー8番から12番まで。 弾いてるうちにすぐ眠くなって本当に寝てしまった。
2004年10月11日(月) |
体育の日が11日ってのはやっぱ慣れない |
本日はツェルニーだけの練習。 8番から11番なのだが、やっぱり10番はやる気でないな。 10番だけ異質な曲だし。 スピードアップしてはみたが 黒鍵から始まる音階が進歩してるのかしてないのか微妙な感じ。
ツェルニー四十番とモシュコフスキー二十番の練習曲を二冊購入。 さあ、さっさと三十番は終わらせないと。
ツェルニーは1番から7番までスピードアップして弾いてみた。 良いのか悪いのか自然と音に強弱がつく。 特に2番の左手は分散和音で押さえっぱなしの小指は強く、あとは軽く。 この曲はまあこれでいいのかな、と思う。それでも指定速度には程遠い。 1番は手首を旋回すると速くしてもまろやかな音になった。ちょっと感動。
ソナチネ14番2楽章をゆっくり。 ブルグはすばやい動きと朝の鐘をこれまたゆっくり。 昨日から弾きつづけているうちに、右手の人差し指が鍵盤に当たると痛くなる。 ちょっと力入れすぎ?
2004年10月06日(水) |
モーツァルトさんが弾けるかな |
ツェルニー4番はゆっくり弾けば間違えず。 5番6番はそれなりなのでテキトーに済ます。
ブルグミュラーの朝の鐘は鍵盤が足りなくて間抜け。なもんでやっぱりやる気出ず。 次のすばやい動きの譜読みに入る、というかゆっくりだと弾けてしまう。 リズム単調なので、早く弾くと粒がそろわないってやつだ。
ソナチネ14番1楽章は分散和音に音階にアルペジオのアレンジで ツェルニー30番総合問題って感じだな。覚えないとどこか間違う。
2004年10月05日(火) |
ツェル卒業はいつできるのか |
ツェルニー4番は覚えないと間違う。で、未だ間違うと。 来月くらいで30番を卒業したいのだが。 5番はなんとなく弾けてしまう。
ブルグ、スローな曲にやる気でず、牧童の中間部を重点的に。 いつまでたってもノーミスで弾けないよ。
ソナチネ2番の1楽章3楽章さらっと。 14番の1楽章は結構しつこく繰り返す。覚束ない感じでピリッとしない。 余裕のないモーツアルトはほのぼの感の欠片もなく聞き苦しいだけである。
ソナチネ1番の2楽章をなんとなく弾いてみたら、1年前と別人の演奏になっている。 ちょいと感動。人間進歩するもんだ。 そのままの勢いで14番のモーツァルトどーみーそしーどれどーを極ゆっくりと。 変形アルペジオは覚えた筈なのに忘れてるよ。 モーツアルトは聴く分には楽しいけど、なかなかうまく弾けないからストレス溜まるね。 ベートーベンは逆で、誰が演奏してもそれなりに感動的になるあたりが弾いてて楽しいかも。
ツェルニー4番。 左手がメロディーで右手は分散和音。だらだらと演奏。 ブルグは手抜き。 もう眠い。たまらんので寝るです。
ツェルニー3番は譜読力と音感が弱いことを思い知らされる曲だわな。 うろ覚えだとすぐ音を間違える。 弾きながら次の音が今打鍵している音と何度違うかなんてぜんぜん意識してないからな。 いかんです。 ソナチネ3楽章をしつこく。 スピードを上げると黒鍵がすべってすぐミスる。 ツルツルプラスチックな上に短いのだよな。 と道具のせいにしてはいけない。こんなんでも弾けるくらい上達すればよい話。 ブルグミュラー。 子もり歌はあっさり。朝の鐘は右手だけ。
ツェルニー2番は1番にも増して4の指の弱さを思い知る曲。 スピードアップすると情けないくらいテンポがよれよれになる。 ソナチネ2番はなぜか指が回る。昨日より弾き易い。 1楽章、3楽章に2楽章ちょろっと。
ぼやーとしてるうちにまた眠くなる。 夜ごはん食べて寝ることにする。 今日のブルグミュラーのノルマは明日に回す。
ツェルニー30曲目と1曲目。 先月よりは指に余裕がある。でもスピードアップは難しい。 ソナチネ3楽章前半と1楽章通して。 以前よりずっと弾き易くなっている。 スタカートと黒鍵の弾き方がちょっとは上達したらしい。 ブルグミュラー子もり歌。 あまり変化なし。この手のスローな曲はレガートの美しさが命。 1番目の曲同様、苦手だなー。
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