大人の再開ピアノ、もどき
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ピアノやる気が著しく減退している。 だったら他の何かをやる気になってるかというとまったく。 気分の浮き沈みが激しくしかも低空飛行が常になっている、単にそれだけの話。
ソナチネの3番に梃子摺っている。 楽譜が読めなくなっているような気がする。 泉も進まない。インヴェンションも進まない。
2004年11月24日(水) |
インヴェンション1番 |
池辺晋一郎先生の『バッハの音符たち』を読んで インヴェンション1番の分析を楽譜に写す。
動機という音楽用語には違和感があったんだけど、モチーフと言われると納得した。 動機ってどうしても犯罪がワンセットになって連想されてしまって 次に大きな事が起こらないといけない気分になるというか。 私の日本語力が貧しいだけのことですが。
池辺先生の分析によると、というか誰がやってもそうなるんだろうけど A、Bとその転回形∀、Bの左右反転形(ロシア語でない) あとはその亜種だけで構成されている。 ほんと、単純なのに変化に富んだ曲だ。 やる気はでないが、他の曲も全部こうやってアナリーゼせにゃならぬ。
結局、1番も練習してしまう。 今月中に8番をなんとかしたかったのだが、なんとかなるのか?
インヴェンション4番は誤魔化しながらなら ほぼ100%通して弾くことができるように。 初めて聴く人になら間違ってると気づかれないだろう、多分。 偉いぞ、自分。 暫くは4番と平行しながら次に何番やるか。 1か3か7か8か、迷ったが、8番にする。 トリルないから弾き易い。 キライなんだよトリル。 これができなきゃバロックなんぞ弾けないんですけどさ。
2004年11月18日(木) |
グルードを聴きながら、聴いてないけど |
インヴェンション4番、10回に1回くらいつかえずに弾けるようになった。 長い道のりであった。 でも、成功率を上げるにはまだまだ時間が掛かりそうだ。
吉野朔実の「グルードを聴きながら」を読む。 グルード風にゴールドベルグ協奏曲を弾く美少女と ごく平凡な美しいものに憧れる少女のお話。 美しいものが好きな作者の思い入れが伝わってくるけれど グルード、まともに聴いたことないんだよな。 そのうち聴きたい。 憧れのゴールトベルグを死ぬまでにちょろっと弾いてみたい。
ハイドンのソナタ、お手本を聴いて段々好きになってきた。 自分が弾いてるのとはまるで違う曲みたい。 これは文化だ。歴史的人物の創造物。 これで世界とつながってる。社会とつながってる。ほんの細い細い糸で。
2004年11月14日(日) |
日曜の夜はNHKでN響ですよ |
朝、ひどく乱暴な中村紘子のピアノコンチェルトを聴いたものだから N響のシューマンのピアコン(P:エレーヌ・グリモー)にちょっとホッとする。 アシュケナージはあんまり評判良くないみたいだけど、素人耳には安定して無難な感じ。 テレビでタダで(受信料は払ってるが)聴かせてもらうなら充分に満足。
相変わらず朦朧として寝てばかり。 うとうとしていたら弦を弾く音が聞こえる。 まるで筝の調弦のような、単音と単音をズラして鳴らす静かな音。 五度、三度、二度、六度、オクターブ。 微妙に音が変わる。 ああ、隣のピアノを調律してるんだろう。 お隣さんが越してきて十年ほどたつのに初めて聴いた。 静寂にゆっくりと重なる音。音楽ではない、音楽。 調弦する音を聴いていると背筋が伸びる。 眠くてだるくてたまらなかったのに、目が醒める。 そうか、条件反射ってやつだな。 いつのまにか、心が鏡面のように落ちつく。 調弦は、精神統一になってたっけ。
起き出したら隣の音は生活音に紛れてしまう。 こういう話を誰かとしたい、と思っても家族に話せない。 興味はないだろうから黙ってる。ま、そんなもんだ。 話せる相手のいる人はきっと幸福だろう。
2004年11月10日(水) |
マンガばっかり読んでて |
インヴェンション、遅々として進まず。 でも好き。やっぱりバッハ好き。完全なる世界に触れてると安心する。
2004年11月09日(火) |
相変わらず眠くて寝まくってる |
ツェルニー1/40番、ちょっとだけスピードアップ。 インベンション、これもちょっとだけスピード出す。でもコケる。 ハイドン、やっぱ下手。 ブルグミュラーの泉、右手だけ。
ソナチネアルバムはハイドンです。下手。ド下手。 インベンション再開。トレモロ汚すぎる。 どちらも今月中になんとかしたい。 ツェルニー1/40番、進歩なし。
2004年11月06日(土) |
ツェルニー1/40番 |
ツェルニー40番の1番に入る。 ハ長調音階、なのは弾き易くていいとして オクターブ表記で一音飛ばすところをどうしても間違う。 覚えないとスピードアップできそうにない。
かっこう、装飾音がわけわからん。 次の音に被る。 MIDI早過ぎてよくわからん。
2004年11月03日(水) |
NHKによると巨匠らしいが無知な私にゃさっぱりな |
マリア・ジョアオ・ピリスのスーパーレッスンを視聴。 随分と歯切れのよい演奏なんだな。 キライじゃない、寧ろ心地好いけど変わってる。ショパンがショパンじゃないみたい。 間が悪いってのは私にだってわかる。 なんでそれがわからんかな、とは言わない。 生徒はまだ若い。1982年生まれとかだそうな。 技術技術理詰め解釈にひたすらトレーニングでここまできたんだろうねえ。 私にゃ幻想ポロネーズだの楽興の時(1番?)だの、あんなスローで表現に工夫のいる曲 一生弾けそうにない。解釈だけで人生終わりそう。
本日のツェルニーは12,14,15番。 どうしても13番は飛ばしたくなる。惰性でやるしかないな。
ダカンのかっこうをやるかなー、と一回通したところでMIDIを聴いてみる。 はえーよ、速過ぎ。絶対弾けねー。
何でだかわからないけれど疲れた。眠い。 変わらずモーツアルトとベートーベンをさらって 今日はツェルニー14番を繰り返し。 もう少し練習しようと思ったけれどお尻に根が生えて椅子から動けない。 BJコナン晩御飯ER、テレビ観すぎ!
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