ワ ス レ ル タ メ ニ
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忘れていたのに。
大丈夫だと思っていたのに。
彼からの電話ですべて壊れた。
あなたに会わなかったら。
こんなつらい思いもしなくてすんだのに。
そう思った。
そう思いつつも。
もててるなぁ。
つきあえば?と私は彼に言った。
彼は。
誰かを幸せにする自信がないから。
無理だと言った。
私はあなたと一緒にいるとき
本当に幸せだったのにね…。
私も別れてから自分に自信がなくなった。
簡単に誰かについていくようになった。
誰かに相手にしてもらえることで。
私の存在価値を確かめ。
自信を取り戻そうとしていたのだと思う。
ほんとにほんとに突然。
まぁくんからメールが来た。
1ヶ月ぶり。
すっかり忘れられてると思ったから。
正直びっくりした。
話の流れで。
電話までして。
いまだに好きなことを伝えたけれど。
重い空気になったので。
冗談にした。
彼はいろいろお誘いがあるみたいで。
俺は興味はないからと言っていた。
私は。
愛されなくてもいいから
せめて彼に一人でいてほしいなぁなんて思った。
なんか最低だな。
いまだに彼を諦められない。
いない事実を受け入れた。
そうだったはず。
それでも彼を思い出す。
あれから何日たった?
こんな気持ちを紛らわすために。
わけのわからないことを繰り返す。
情けない。
土曜日。
私は彼に会った。
あいかわらず彼はかっこよく。
やさしく。
おもしろかった。
私は。
彼と出会う前すごく好きな人がいた。
私がエンピツで日記を書くきっかけとなった人。
彼はいろいろあったけれど。
今は結婚をしています。
だから。
彼とかかわることは。
何があってもやめようと決めた。
だから、忘れた頃にくるメールも
すべて無視してきた。
そして。
いつのまにか彼のことは忘れていた。
お久しぶりです。
最近の私はめちゃめちゃやと自分でも思う。
彼のことを思い
泣いたかと思えば。
さっさと他の男の人と遊びに出かける。
一人でいるのがいやなのか。
常に誰かといっしょにいたがる。
今月は。
メールの量も。
電話の量もとても多くて。
自分の節操のなさにあきれたりしております。
いったい私は何を求めているのか。
何がしたいのか自分でもよくわかんない。
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