4254.0516の日記

2005年06月25日(土) 『あきらめたやつが負けだ』。


 最後の最後まで仕事に追いまくられて、手直しをぎりぎりまでする。

 今日は月イチの仕事の日。
 いつもより早めに出る。
 先日間違えて買ったPC機器を返品するため、電器屋さんに寄ってから行く。


 夏真っ盛りのような、猛々しい暑さ。


 今日の仕事先のstaffは、わたしが知る同業者の中でも、尊敬すべき力のある人
 たちばかり。
 そして、いつも味わう敗北感…。
 わたしが今年この仕事を受けたのは、2年前のrevengeに他ならない。

 …だけれど、いまいち指示の仕方が不明確で、結局わたしが悪いかのような
 状況に追い込まれる。
 すれ違いがすれ違いを生んで、最終的には悲惨な結果に。
 労力が倍ほどかかるところまで来て、ようやく対応するような状況。

 なんだかなぁ。

 今日も、わたしの頼み方が不十分だったのか(けど、他のところでは、十分
 通じるはず)、頼んでいた買い物ができていない状態。
 開始の1時間前に3件のコンビニをはしごして、ようやく材料を揃える。
 どうにかなったからよかったものの、始まる前から汗だく状態。

 仕事もアクシデントに次ぐアクシデントで、ばたばた。
 よくぞ子どもが落ち着いて楽しんでくれたことよ。
 君らのほうがわたしなんかよりよっぽど逞しい。

 わたしとしても、今日の仕事を終えたことで、ひとつ山場を乗り越えた気が
 する。
 やっぱり、信頼すべき人間の言葉でないと、子どもの耳には入らない。
 いい目に遭ってきていない彼らだからこそ、本物を見抜こうとする感性は
 シビアだ。

 照れながら渡してくれようとしたおにぎりが、今日の仕事の全てだと思った。
 ますます手を抜かないように、自分に厳しく進んで行きたい。


 爽快な疲労感の後は、友人Sと呑み。

 残業しまくりで、結局1時間ほど待たせてしまった。
 わたしもあわてて向かったので、顔がべたべた、あぶらでてかてかになっている。

 友人とはかれこれ2ヶ月ぶりなので、積もる話で逸る気持ちを抑えきれないほど。
 2ヶ月前とは別の店ながら、またタイ料理。
 前回改装中だった、タイスキの店へ。
 ふたりとも贔屓にしている、大好きなお店だ。


 6月はわたしにとって試練の時期で、いろいろと考えさせられることが多かった。
 今後の人生のこととか。
 今まで迷うことなく、決まっていたかのような道を、ただひたすら駆けてきた
 仕事のこととか。
 くじけて、心が折れそうになったことが何度もあった。
 だから、Sに話しながらも、自分の想いが全然まとまらない。


 結局Sから聞いた、師匠の話で落ち着きを取り戻した。
 完全なる落ち着き。

 『あきらめたやつが負けだ』

 こんなに使い古された言い回しで、ともすると、かなり上っ面を滑る言葉
 だけれど、わたしには師匠が血反吐を吐きながらこの言葉を掴んでいったことが
 わかるし。
 どれほど重みのある言葉かということがわかる。
 そういうことだ。
 全てこの言葉に集約されている。

 こんなに飾りのない言葉、短い言葉にして、これほどの意味を含ませることが
 できる師匠…やはり侮れない存在だ。
 彼が積み重ねてきた体験の蓄積と、真摯に向き合う姿勢がこの言葉を生み
 出している。

 こんな一般的な言葉にすら、人の人生を救える重みがある。
 わたしもそこまでたどり着きたい。
 いつか。


 気が済むまで飲んで、食べて、話して、今日の1日がまるで夢のような気分の
 いい呑み方だった。


 明日試験を受けないことを、心の底から決められた。
 腹を括って、自分の道を追求しよう。
 その中に、わたしのしあわせがあるはずだ。


 <イチモンイットウ>
 トイ:今日のlunch。
 コタエ:セブンイレブンの冷やしたぬきうどん・杏仁豆腐。
     (弁当忘れた)


 ♪BGM/Deni Hines AL.『imagination』



2005年06月22日(水) 大人への入り口?


 毎日毎日PCをいじるのに夢中。
 あまりにも前のmachineと落差が大きい。
 できの悪い前の機種も、それはそれでかわいいのだけれど。

 PC shopを覘いたついでに、ちょっと立ち寄るつもりだっただけの古着屋。
 見るだけ、なんて給料日後のわたしには通用しない。
 とってもかわいい緑色のショートパンツを買ってしまった。
 足もきれいに見えるし、サイズもぴったりだった★


 今日は朝から忙しく、おかしな一日だった。


 買い物から帰ろうと、駐車場まで歩いていたら、突然おじさんに、
 「こんばんは。」
 と、声をかけられる。
 コワーイ、と一瞬顔を引きつらせたら…。

 課長だった。

 行きつけの(よく職場で話題にしている)居酒屋の帰りで、次は最寄り駅で
 第2roundらしい。
 平日に飲む気になれない、と言ってみると。
 「遊ばなきゃだめだよ」
 と、諭される。


 大人になっちゃったな、わたし…。


 <イチモンイットウ>
 トイ:わたしの夏の風物詩③。
 コタエ:夜中に蚊が飛んでいて、目が覚めたときの汗ばんだ首筋。


 ♪BGM/スガシカオ AL.『Thank You』



2005年06月21日(火) Pay Day。


 「○○にとっては、どうでもいいことだから。」
 ものすごい勢いで胸に迫る言葉だ。
 あぁ、そうだなぁと思い、この言葉がきっかけで、見えるものが変わった。


 今日はPay Day★
 1ヶ月で一番うれしい日。

 今日はご褒美とばかり、前々から気になっていた地元のcafeで夕飯を食べる。
 外食なんて久しぶり。
 えび入りミーゴレンを頼んだけれど、Baliの風を感じるには、まったく別の
 味過ぎた。
 これはこれでおいしい、って感じだったけど。


 今週は仕事、仕事の毎日。
 家に帰ってからの作業量がハンパじゃない。
 レポートを書いたり、目標や活動案を立てたり。

 でも、こうやって仕事のスケジュールがタイトになればなるほど集中力は
 増して、どんどん思考が自由になっていく。
 こんなに夢中でどうしよう?と半ば悩むほどだ。
 間違いなく、こんなに集中できることを見つけられたわたしは幸せだ。

 遅くまで資料を作って、前のPCからアドレスやbookmarkを移して眠る。


 <イチモンイットウ>
 トイ:わたしの夏の風物詩②。
 コタエ:スイカ。


 ♪BGM/スガシカオ AL.『Thank You』

 



2005年06月19日(日) スイッチ。


 とりあえずの目標は、「ばななの日記に負けない」。
 これで行こう。


 昨日も仕事だったので、もたもたして出かける。
 昨日やって来た妹はぐっすりと寝ており、その他の人々はいない。

 大好きなスパークリング・クリスタルガイザーを発見!
 夏だからかなぁ。
 喜び勇んで購入。

 あのメールの不手際から、なんとなく気まずい。
 きっと、書いてあることの悪意よりも、二面性があることを見せつけて
 しまったことが悪かったのだろう。
 「わたしの見ているところじゃないところの、ある一面」を感じさせて
 しまったところ、というか。

 でも。
 あのスイッチの入る、あの感覚はなんだろう。
 あの感覚が訪れると、すべては取り越し苦労。

 そして。
 もう2度とお目にかかれないであろう場所で、あの人を発見。
 大きな声を出しているあの人の、その無邪気な姿に、空気が読めなさ過ぎる
 ことの根深さを知る。

 でも、もう全然どきどきしない。
 わたしの声が全然耳に入っていないことにも、がっかりなどしない。
 ただ、時間がたったことを思うだけだ。
 声をかけようと思ったけれど、もう違う風が吹いている感じだった。
 わたしの中にはない人なので、黙って行き過ぎた。


 かっこよくて。
 強くて。
 ぐんぐん自分を突き詰めていく感じ。
 いろんなものを蹴散らす勢いもある。
 「すごい。すごい」という思いだけを、感じさせてくれる人だ。


 休憩はcafeで時間でもつぶしていようかと思ったけれど、あまりにも長いので
 いったん乗り換えの駅へと戻り、間違って買ってしまったPC製品を返品できるか
 問い合わせに行く。
 説明がわかりにくかったこともあって(わたしは誤った理解をしていたし、
 店員さんはわたしが誤った理解をしたことに気づいていなかった)、あっさり
 返品OKの許可を得る。
 近々返品に来よう。


 そして、夜。

 緊張感のある、張り詰めた表情は昼間から継続されたままで。
 またしてもわたしは、熱く熱く、なる。
 ここで繋がれる気持ちというのは、何にも代え難いと思う。
 他の場面でどんなに疑念があっても。
 気まずい不信が生まれたりしても。
 最初の最初のところでは、ちゃんとこうして全身で信頼できる。

 微妙な顔つきでわたしを見たあの人の顔が、なんだかたまらない気持ちに
 なった。
 きっと他の誰にもわからないと思えるような、真摯で正しい気持ち。


 やっぱり気まずさは引きずっていて。
 どうしようか考えていたけれど、いやなことは最初が肝心!とばかり、忘れた
 ふりをしてみる。
 そしたら、気がつかないふりをしていたわたしに、あの人は素直に気がついて、
 あまりにも普段通りのまあるい笑顔をしていた。

 「帰るね。」
 「うん、またね。気をつけてね。」
 が、驚くほど軽やかに響いた。
 きっと、言葉にしなくても、ちゃんとあの時繋がったよ、と言われたようだった。


 ひとりの帰り道も、なんだか足取り軽く帰った。


 <イチモンイットウ>
 トイ:わたしの夏の風物詩①。
 コタエ:ゴキブリ。


 ♪BGM/スガシカオ AL.『Thank You』



2005年06月17日(金) Welcome VAIO★


 返事が来ない…。
 意図を感じる沈黙。


 今日は久しぶりに午前中お休みを取って、光電話の工事をしてもらう。
 そんなわけで、いつもよりさらに遅く起きる。
 いいのか、大人として…。

 工事はほんの20分ほどで終わってしまい、滞りなく午前中の予定が終了。
 なんだかもたもたしていたら、あっという間に職場に向かう時間になって
 しまう。
 なんだかな。
 一応“BOOM TOWN”を終わりまで聴けたことと、初めてのM+がお休みの風情を
 盛り上げてくれた。


 職場に着くと、ひと悶着、大事件が起きていて、着いて早々びくびく感が
 高まる。
 今日、午前中休みだったのは、運命だったかのようなタイミングだった。


 とりあえず、やることをやり終え、帰宅する。


 光を導入したことで、PC購入欲が一気に高まっている。
 第一、今のPCはいとおしいけれど、仕事にならなさ過ぎる。
 立ち上がりは遅いし。
 NETの接続は不十分だし。
 USBが壊れていて、プリンターにもつなげないし。

 メカに詳しい友人に問い合わせたところ(わたしにはメカに詳しい電気店の
 店員以上の知識を持った友人が3人ほどいる)、いくつかを薦めてくれる。
 昨日電気店をこっそり偵察に行ってきて、一気に購入への決意が固まり始めた。

 ローンなら何とかいけるかな…。

 友人に進められた店舗を4点ほど回り、型落ち品で割引されていたのが先
 seasonのVAIOくん。
 いろいろ言われることも多いSONYのPCだけれど、わたしはやっぱりVAIOの
 FANだ。
 何しろデザインが好き。
 毎日付き合うには、見てくれのいいことは重要だ。


 考えに考えたけれど、結局購入!!!


 新機種と一万しか変わらなかったのでどうしようかと迷ったけれど、自分の
 お金だ、と思い、安い方にする。
 すごいなぁ、自分で買っちゃったよ。
 TVチューナー付のかわいいオレンジの子。


 よし、しばらくはこいつにつきっきりだ。


 <イチモンイットウ>
 トイ:使っているファンデーション。
 コタエ:RMKのrequid。


 ♪BGM/くるり AL.『TEAM ROCK』




2005年06月12日(日) 妊婦率高し。


 ◆幸代's birthday。
 カードは送り間違えただけで、ちゃんと覚えています。
 おめでとう。


 昨日の複雑な余韻を引きずりつつ、今日も友人との約束のため、早めに起床。
 なんだか暑い。


 待ち合わせの場所に着くと、友人はちょっとふっくらした奥様風。
 昨日に引き続き「妊娠?」と思ったけれど、間違っていたらいやなので、
 言わないでおく。

 駅から程近い、最近できたというHotelのLunchビュッフェに行く。
 休みの日だからか、大行列。
 話したいこともたっぷりあったので、ふたりで並ぶことにする。

 店員さんに席種を問われ、「できれば禁煙で」と迷わず答える友人。
 もしや…、という表情を向けると、やはりおめでただった。
 昨年9月の結婚式にも出席したわたしは、やっぱりうれしかった。


 わたしの周りは妊婦にあふれている。


 彼女とは、学生時代の友人なのだけれど、学生時代にはさほど接点はなく
 (しいて言うなら、お互い学校にいないということで有名だった)、入学年度は
 同じだったのに、卒業はわたしのほうが一年遅れた。
 その後もあまり接点は多くはなく、でも会えば確実に『友達ってこういう人
 のことをいうんだ』とお互い思っていた。

 そんな友人の、人生の節目にたびたび立ち会えることはうれしい。

 おいしくのんびりと食べられるビュッフェを堪能しながら、まさに“同業”
 のよしみで話すことができる。
 まさか彼女と同じ仕事に就くだろうとは、考えてもいなかった。
 それは彼女も然り、だろう。

 あまりにも私のことを正しく、正確に言い当てていくので、目を白黒させて
 しまう。
 すごいなぁ。
 わたしですらわからないことを…。

 うれしくて、楽しくて、興奮して話をしすぎて、酸欠になって頭が痛む。
 夕方のこれから…という時に、次への余韻を残して別れる。
 次は、もっと一心同体の風貌をした彼女と会えるのが楽しみ★


 そして、帰りがけに少し買い物をして、妹の家へ向かう。
 2週連続。
 夕方に一人で帰ってもつまらないし。
 妹のコンポでカセットのダビングをさせてほしかった、というのもある。


 着くと妹はモグラのような目つきでドアを開ける。


 ふたりでPCやTVを見ながら、ああだこうだと駄話をする。
 あまりにも駄話過ぎて、話している途中に眠くなるほどだ。
 結局、『情熱大陸』を見終わるまで居座り、家の最寄り駅までの直通電車に
 乗って帰る。


 家に帰ると、Finnishの友人から久しぶりにmail。
 あかんぼちゃんが生まれていた…。


 <イチモンイットウ>
 トイ:今、ほしいもの。
 コタエ:A4の書類とかもざくざく入れられるサイズのかばん。
     (皮希望)


 ♪BGM/くるり AL.『TEAM ROCK』



2005年06月11日(土) June Bride。


 のみ過ぎて、やや二日酔い。
 寝覚めが悪い。


 今日は高校時代の友人Mの結婚式。
 なんと会場は“Disnyアンバサダーホテル”。


 夕方も遅くからの式なので、のんびり家を出る。
 電車も、最寄駅近くの駅まで1本で乗り入れているのでらくちん。
 衣装は、結婚式で何度か着ているワンピース。
 髪の毛は、普通のダウンスタイルにした。

 わたしの高校時代はといえば、部活一色だったので、クラスの友達はほとんど
 いない。
 誘われても遊んだりできないし。
 バレー部はあまりの仲の良さに、割って入って来られる人がいなかったからだ。

 Mはそんな中、クラスでできた唯一の友達。
 部活引退後のわたしを支えてくれた人でもある。
 そして、卒業後も、たまに連絡を取っては泊まりに行ったり、遊びに行ったり
 してきた。

 今まで、わたしはあれやこれやと恋愛の話をしてきたこともあったけれど、
 Mからは恋のニュアンスめいたものすら聞いたことがなかった。
 好きな人がいたのかもわからなかったし。
 付き合った人がいたのかも知らなかった。
 だから、ある意味、この結婚は驚きだった。

 式に出ても、他に友人のいないわたしは、ぽつんとたたずむ。
 ひとり同じクラスだった子がいたのだけれど、わたしはその子をキライ
 だったし、話が進む感じもなかった。
 だけど、その子に声をかけられ、とりあえず一緒に過ごす。

 式はロマンチックそのものといった感じで、何から何までかわいかった。
 ミッキー・ミニーも2回も登場したし。
 Bali以来久しぶりのデジカメを持ち込んだら、充電が切れていたのか、
 うんともすんとも動かなかった。
 ライティングはシンデレラ城。
 BGMはディズニー。

 かわいいな、とは思うけど、人を選ぶな、とも思った。
 式は一般的に花嫁のものだけれど、ますますそのきらいは強くなり、夫は
 完全なお飾りのようだった。
 Mのことをとても好きそうだった。

 料理も飲み物もおいしくて、式慣れしているわたしは、がつがつと食べ
 まくった。
 なんと7回目。
 でも、友人の式は格別だ。
 しあわせそうなMを見ているのは、しあわせだった。


 式が決まってからすぐ子どもができたらしく、Mはすでにmamaだった。
 そして、Mの兄(高校時代の先輩)にも子どもがいてびっくりした。
 高校時代までの友人って、家族ぐるみで知っているからすばらしい。


 おめでとう★


 軽く2次会で新婦とも話して、元クラスメイトと一緒に帰る。

 やっぱりはじめて付き合った人と結婚したらしい、こと。
 夫になる人が猛烈に押したらしい、こと。
 Mの母は、一生未婚のままかもしれないと不安だったらしい、こと。
 など、いろいろ話して帰った。


 <イチモンイットウ>
 トイ:よく買うファッション誌。
 コタエ:JILLE・Spring。


 ♪BGM/Bali民族AL.




2005年06月09日(木) 大黒似。

 連日サッカーが盛り上がっている。

 わたしも、その流行に乗りつつ、しっかりと深夜まで見ている派。
 体育会系だったので、スポーツ観戦は血が騒ぐ。


 『やべっちFC』(だっけ?うろ覚え)を見て一発でFANになった“大黒”。
 結果を出しているのに、他の選手を使い続けるZicoにいらいらしつつも、
 彼が出てくるのを楽しみに待つ。


 そしてその大黒にそっくりすぎる、友人D。
 かなりの遠方に住む彼とは、連絡も途切れがち。
 でも、卒業旅行で彼の実家に訪れるほど気を許した人物。
 大黒を見るたび、Dを思い出していた。

 意を決してメールをしてみるも、メールが戻ってきてしまう…。
 そのため、番号案内で通知されていた番号へ電話をかけてみる。

 久しぶりに話したDは、もうすっかり地方訛りを思い出した現地人で、こっちに
 住んでいたときとは別人のイントネーションで話した。
 でも、ばかでだまされやすいその人柄はそのままで、わたしをほっとさせる。

 だいぶ年上の彼女ができたらしく、「ヒントはanego」…ってばかすぎる。

 あまりにも男への関心がない(ように見える)わたしを心配して、「時々
 ふっと心配になるよ」とD。
 いいやつだ。
 たまには会いたいなぁ。


 わたしの愛する男たちは、みんな遠くに住んでいる。


 <イチモンイットウ>
 トイ:職場服の定番。
 コタエ:UNIQULO&GAP。


 ♪BGM/Bali民族AL.



2005年06月05日(日) かわいいふたり。


 久しぶりの月イチ勉強会。

 今日の参加者は5人。
 友人Kの彼、わたしたちの後輩でもあるI君も参加予定。

 今日の担当者はTちゃん。
 それぞれの担当者が選ぶ、個性豊かなthemeに、この会のすばらしさを知る。
 どんどん使わなくなっていく思考回路を、強く強くつなげてくれる。

 わたしたちが愛用していた某談話室T沢はつぶれてしまったので、某所の
 ファミレスが会場。
 I君の男の子らしい気配り振りに、脱帽…。
 でも、わたしは自分が“女の子らしく”扱われるのが苦手だ。

 Kが買ってきたボールペンについていた“ボール君”がかわいくて、危うく
 ボールペンを2ダースも買いそうになる…。


 勉強会が終わると、鶴の一声で、Cafeへと繰り出す。
 Kに「今日もすごい格好してるね」と言われながら、自分の好きな服を着られる
 喜びを再確認。
 おいしいカクテルをごくごくと飲みながら、好きな話をいっぱいする。
 飲むよりも食べる派の皆様は、考えられないほど無言でがつがつと食べて
 いた。
 山から下りてきた直後、といった風情の食べっぷりだった。


 KとI君が付き合い始めた当初は、その絵面の不自然さに、どうしても付き合って
 いるイメージが持てなかったけれど、ここへ来てふたりが以前に比べて
 ぴったりするように思えてきた。
 いまどきの古着少年を地で行くI君の服装が、ここへ来てやや大人っぽくなって
 きたし。
 服なんて興味の対象外だわといった感じのKの服装が、ややカジュアルになって
 きている。
 うーん、カップルだなぁ。


 知らぬ間に気を使いすぎているであろうI君が翌日倒れていないことを祈りつつ、
 かわいいふたりに手を振られて別れた。
 Tちゃんと、「かわいいね」と言いながらホームへ向かった。


 誰かと付き合いたくなった。


 <イチモンイットウ>
 トイ:最近のお気に入りの飲み物。
 コタエ:無印の紅茶(キャラメル・ストロベリー)。


 ♪BGM/Bali民族AL.
    (ガムラン・ケチャが入ってる) 



2005年06月03日(金) 必要なのは、刺激。


 雨が降ったらどうしようと思いつつも、降らないで持ってくれた。
 おかげで、職場に原付で向かえる。

 6月だというのに、原付の風に吹かれると、体温はすこぶる下がり。
 日当たりの悪い事務所にいると、外の爽やかさとはうって変わって、冷え冷えとする。


 最近葛藤の最中にある関係(だと勝手に思っている)のFさんがおいしいおいしい
 カモミールteaを入れてくれる。
 ほっくりと表情が崩れるほどおいしい☆
 隣の席のMさんにも、「急に顔が緩んだよ」と言われる。
 だって、おいしかったんだもの…。


 事務所にいたのは1時間ほどで、午後の出張に向けて、まずは原付で駅へ。
 駅から出張先に向けて電車で移動。
 平日の昼間に外を出歩くと、いっぱしの職業人の感じがして嬉しい。
 出張特典のlunchもおいしくて、人間watchingもはかどった。
 今週全く食欲がなくて、食べ物を受け付けてもらえない状態だったのだけれど、
 何とか食べられた。


 みんなが部長に向けた伝言。
 「クビかどうか聞いといて。」
 質問自体はくだらないのに、何事かと思うほど重苦しい響きになるのがおかしかった。


 出張先での会議はなかなか面白かった。
 久しぶりに会えた人もいたし。
 お互い睨み合うまでの関係になった人もいたし。
 検査の話はなかなか興味深かった。
 あのgroupでよかった!


 同僚のSさんは体調不良で帰宅。
 やることもない金曜日だったので、ひとり渋谷へ向かう。
 「サラ、いつわりの祈り」を見に。
 今日が最終日。


 到着がぎりぎりだったために『Groove Line』はDJを一瞬しか見れなかった。
 でも、3度目の正直!
 とりあえずピストンさんを見られたから良しとしよう。
 大好きー☆
 秀島さんをまた見られなくて、ほんとに縁がない…。


 映画は、さらにわたしの胃の調子を悪くさせるようなものだった。
 泣くに泣けないし、ただただ生々しい。
 映像がきれい、というわけでもないし。
 わたしにとっては、あれはフィクションでも何でもなく、普通にある日常だ。
 もちろん原作のJTにとってもそうだろうと思う。

 ばななとも親交の深い、主演のアーシア・アルジェント。
 人として放つenergyの大きさに圧倒された。
 『人を惹きつける』という出来事は、ああいうことを指すのだと思った。
 爆発するようで。
 有無を言わせぬ力があった。
 いっぺんでFANになった。

 子役時代のJTのかわいさも絶品。
 あのかわいさだけで泣けるって感じ。
 かわいいって罪だ…。


 外へ出ると、突然の大雨。
 夕飯を食べて帰ろうと思ったけれど、「絶対に吐く!」と思えるほどの胃のむかつき
 のため、飲み物だけにする。


 久しぶりに街に出たら、色んな人がいて、その色々さに元気になった。
 こんなにたくさんの人が、それぞれを生きていると思えたし。
 かわいい人、かっこいい人がいて目の保養にもなった。
 刺激を受けたら、ちょっと調子が良くなった。

 必要なのは刺激、なんだと思う…。


 <イチモンイットウ>
 トイ:今やりたいこと。
 コタエ:研修や研究関係の資料、プリントのファイリング。
     (どんどん増える上に、全くの未整理。)


 ♪BGM/Bonnie Pink AL.『Present』


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